認知症の妻を介護する88歳の夫 「正直つらい。それでも一緒にいたい」
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※画像はイメージです
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イングランドのリヴァプールに住んでいる、88歳のトミー・ロシターさん。彼は15歳の頃、妻・ベッシーさんと運命の出会いを果たしました。
付き合った歳月も含めて、73年間一緒にいるロシター夫妻。3人の子どもと、8人の孫、9人のひ孫が生まれ、幸せに暮らしていました。
しかしトミーさんは、妻の様子がおかしいことに気づきます。
認知症の妻を、姫のように扱う夫
今から6年前のある日、ヨークシャーを訪れていた日のこと…。突然、穏やかな性格ベッシーさんが極度の興奮状態に。
次の日医者に向かうと、ベッシーさんは認知症だと診断されたのです。
医者の勧めで、6週間入院することになったベッシーさん。そんな妻を残して、トミーさんは自宅に帰ることができませんでした。
退院するまでの間、ずっと病院に泊まることに
妻が心配で仕方ないトミーさんは、毎日ベッシーさんの元から離れません。妻のベッドの横に椅子を2つ置き、椅子の上で眠る生活を始めました。
夜中にベッシーさんがうわ言で「お母さん、お母さん…」と言っていた時は、優しく抱きしめたこともあったそうです。
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朝起きてはベッシーさんの髪をクシできれいにし、夜も妻の様子を見守るトミーさん。
そんなトミーさんを見て、娘は「パパは、ママのことをお姫様みたいに扱うわね」と言いました。
73年間で知った『幸せな結婚で大切なこと』
「正直言うと、毎日大変だし本当につらい。でも、彼女を愛しているからずっと一緒にいたいのです。
もし”人生をリセットできる”と言われても、僕は迷うことなく今の人生を選びます」
今の生活について、トミーさんはこうコメントします。
年老いた体での介護は、想像以上に大変なこと。しかし、愛する妻と一緒にいることができるなら、そんな苦労も関係ないのです。
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そんなトミーさんは、「幸せな結婚のコツはなんですか?」という若者の質問に対し、こう答えました。
「夫婦の間に秘密を作らないこと。ずっとオープンな状態で一緒にいることが、大切だと思います」
こんなにも深い愛を生み出したのは、お互いのことを尊重し合っていたからこそなのかもしれません。