「12階から子猫が落ちそう…!」SOSをうけ、警察と保護団体が救出に挑む
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「夫に見せたら、麺吹いた」 大好物を食べた後、柴犬の表情が?「夫に見せたら、麺を吹き出しちゃった」という言葉とともに、3匹の柴犬と暮らしている、飼い主(@kukuri_shibainu )さんは、愛犬のククリちゃんの写真を投稿しました。同じ写真を夫にも見せたところ、なんと麺を吹き出すほど、笑ってしまったそうです。
自分をトイプードルだと思っている大型犬 1枚に「笑った」「愛の重み」飼い主のヒザにのる、ゴールデンレトリバーの写真が話題です。
シンガポールのスンガイ・テンガ・ロードを中心に、動物の保護や里親募集活動を行っている『SPCAシンガポール』。
世界各地で活動している『非営利一般社団法人 動物虐待防止協会(SPCA)』のシンガポール支部です。
2010年頃のペットブームをきっかけに、多くの人がペットを飼うようになったシンガポール。しかし、ブームに便乗した人の中には動物を軽い気持ちで捨ててしまう人もいたのだそうです。
そういった経緯で傷つけられる動物たちを助けるため、SPCAシンガポールは活動しています。
SPCAシンガポールにSOSが…!12階での救出劇
2016年10月3日、SPCAシンガポールにSOSの電話が入りました。
「アパートの12階から、子猫が落ちそうなんです!」
どうやら、1匹の子猫が12階の窓から外に出てしまったようです。SPCAのスタッフは、通報があったアンモキオ通りに急行します。
現場に到着すると、そこにはすでにアンモキオ北地区の警官が2人救出作業を始めようとしていました。そこで、警察官2人は下でマットを準備し、SPCAのスタッフは12階から子猫に向かうことに。
出典:Facebook
12階の窓から外を覗くと、危ない場所で震えている子猫の姿が…。柱はとても狭く、少しでも身動きをとろうものなら落下してしまいそうです。
SPCAのスタッフはロープの付いた棒を使い、子猫を引っ張り上げようとします。しかし怯えているせいか、子猫はどんどん端っこへ逃げてしまいます…。
猫を傷つけないよう、慎重に作業を行った結果…なんとか猫を救出!
救出作業中は、その場にいた誰もが息を吞んだことでしょう。子猫の飼い主さんは、子猫が無事でとても喜んだそうです。
力を合わせ、猫を無事に救出!
その後、SPCAのスタッフは飼い主さんにこう諭しました。
「今後は、窓からの脱出や落下にくれぐれも気をつけてくださいね。
子猫はとても好奇心旺盛なので、外を飛んでいる鳥を追って窓から落下する危険があります」
飼い主さんは、今回の件で深く反省したことでしょう。きっと子猫は、今後危ない目に遭うことはないはずです。
今回の救出劇に対し、賞賛するコメントが数多く寄せられました。警察官の方もSPCAのスタッフも、本当に素晴らしい行いだと思います。
救出劇が行われた翌日・10月4日は、動物保護・動物愛護の記念日である『世界動物の日』。
多くの人が心に優しさを持ち、世界中に幸せな動物が増えるよう願います。