「ヘアードネーションに」 女性が初めて髪を切った理由
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
女の子にとって、髪を切ることは大イベント。髪を切って後悔すると、「たかが髪型で…」とか「すぐに伸びるよ」とか言う人もいるけれど、髪型が決まらないと鏡を見るのもイヤになってしまいます。
でもこの少女の決断は、単に髪型を変える以上にもっと大きなものでした。
出典:YouTube
少女の大決断
これは2009年の出来事。ロキシーさんはアメリカ・バージニア州に住む、ながーい髪の16歳の女の子。「ラプンツェル」ではないけれど、彼女は生まれてから一度も髪を切ったことがないのです。
しかし、とうとう16歳の間に髪を切ろうと決心したロキシーさん。
一体どんな心境の変化があったのでしょう?
「来年の1月からカレッジに行くし、3月には17歳になるし、ちょうどいいタイミングだと思うの!」
超キュートな大変身スタートです!
16年間伸ばし続けた髪を切る気持ちは、なかなか想像できません。全身を覆うような艶やかな髪はロキシーさんのアイデンティティーでもあったのです。ティーンエージャーにとっては大きな選択です。
「どんな気分?」と聞くと、
「ワクワクしてる!でも不安でいっぱい!!」
と興奮と期待、不安が入り混じった表情で答えるロキシーさん。
でも大丈夫。そんな不安を取り除くために、スタジオには業界一のヘア・スタイリストで、ブリトニー・スピアーズやグウェン・ステファリのヘアも担当しているダニロさんが呼ばれました。
こんなセレブ・ヘア・スタイリストに髪を切ってもらえるティーン・エイジャーは、世界中にもなかなかいません!
出典:YouTube
切った髪はドネーションへ
心のとても優しいロキシーさんは切った髪を『Great Lengths』に寄付することに決めていました。『Great Lengths』とは、がん治療などで髪を失った人へかつらを作って寄付しているチャリティー団体です。
ダニロさんも、「この団体の長い歴史の中で、こんな長い髪の毛を寄付されたことは今までいなかっただろう」と感嘆の声をあげました。きっと長い素敵なかつらになるでしょう。
最初にばっさりと髪を切った後、ロキシーさんの髪は肘のあたりまでの長さになりました。それを見たロキシーさんは…
「Oh my god!! えーっ、すごい短い!」
もちろん切る前に比べれば短いけれど、一般的にはロングヘアです。さすがに16年伸ばし続けた髪を切った重みは違いますよね。
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ダニロさんはロキシーさんの髪にレイヤーを入れ、テクスチャーを追加。ロキシーさんはカットするなら、ヴァネッサ・ハジェンズのようなロングヘアに前髪をたらし、大きなカールを巻いた髪型にしてみたいという夢を持っていました。
ダニロさんはカットが終わると、彼女の希望通りにカールをし、スタイリングを開始。
さぁ大変身、完了です!
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ロキシーさんはもちろんもともととっても可愛い女の子でしたが、カット後は少女っぽさが消え、ぐっと大人っぽくなりました。そして以前よりも個性的な女性に変わりました。
彼女自身はこの髪型をどう思っているのでしょうか?インタビューに、こう答えています。
「完璧に新しい自分に生まれ変わったみたい!すっごく気に入ったわ!!」
髪型を変えるのは勇気がいりますが、新しい自分の魅力を発見するチャンスでもあります。
ヘアスタイルを変えて、小さな冒険を楽しんでみてもよいかもしれませんね。
日本でもヘア・ドネーションを行える美容室が増えています。思い切ってロングヘアをカットしたらドネーションをするという選択、素敵ですね。