「あなたはワガママで、自己中心的な親」息子の誕生日に、匿名の手紙が届いた By - grape編集部 公開:2016-10-31 更新:2016-11-01 手紙親子 Share Post LINE はてな コメント 出典:Facebook アメリカ合衆国カルフォルニア州にあるサンディエゴ。西海岸に面するこの都市は、美しい海岸が魅力のひとつです。 そんなサンディエゴの海辺にあるアパートで暮らしている、ブリューニング一家。2016年10月26日、次男の誕生日で家には笑顔があふれていました。 Thank you for the beautiful photos Emily Bridgman PhotographyKelly N Mike Brüningさんの投稿 2015年7月27日 先日、知人を呼んでの誕生日パーティも行ったブリューニング夫妻。 愛するわが子が2歳になり、夫・マイクさんと妻・ケリーさんも嬉しい気持ちでいっぱいでした。 息子の誕生日に届いた、匿名の手紙。母の表情が凍った理由は… いつものように自宅の郵便受けを覗いたケリーさんは、1通の手紙を見て首を傾げます。 届いたのは、差出人の名前が書いていない封筒。サンタクロースの可愛らしい切手が貼られています。 1. no return address = coward 2. santa stamp = swing and a miss 3. c'mon 'Kelli with an 'i' …. = dingbatKelly N Mike Brüningさんの投稿 2016年10月25日 (あ、もしかして…誕生日パーティのお礼状かしら?) アメリカの誕生日パーティでは、誘われた人が後日お礼状を出す習慣があります。ケリーさんは、先日のお礼状が届いたのだと思いました。 しかし封筒の中に入っていた手紙を読んで、ケリーさんの表情は固まりました。なぜなら、そこにつづられていたのは予想だにしない内容だったからです。 「あなた方はワガママで、自己中な親」 'the letter'…Kelly N Mike Brüningさんの投稿 2016年10月25日 親へ あなた方はワガママで、自己中心的な親です。 自分たちが海が好きだからといって、子どもたちをワンベッドルーム(寝室がひとつの家)の狭いアパートで生活させているからです。 育ちざかりな子どもには、思いっきりはしゃげる広い裏庭が必要。 それに、自転車やブランコだって必要なんですよ。 あなた方だって、今みたいに寂しい環境で育ったわけではないでしょう? 恥を知りなさい。 Facebook ーより和訳 手紙につづられていたのは、「子どもを狭い家に閉じこめるな!」というメッセージ。(実際はワンベッドルームではなく、ツーベッドルームなのですが) 文面を見るに、おそらく近隣に住んでいる誰かが送ってきたのでしょう。 ケリーさんがこの手紙を自身のFacebookに投稿すると、知人たちから多くのコメントが寄せられました。 「狭かろうが広かろうが、親の愛で子どもは立派に育つよ!」 「ビーチで遊べるだなんて、子どもにとって最高の思い出に決まってるのに」 「馬鹿だね。この人がケリーのなにを知ってるっていうの」 落ち込むケリーさんに、励ましの言葉をかける知人たち。 夫妻がどれだけ子どもたちを愛しているか知っているからこそ、怒りが抑えきれなかったようです。 心に深い傷を負ったケリーさん 文面にショックを受け、行き場のない怒りと悲しみを覚えたケリーさん。手紙を読んだ時の気持ちについて、こうコメントしています。 「手紙を読んだ時は、本当にショックでした。こんな手紙を送ってくるだなんて、信じられません! そもそも、人の家族に余計な口出しをするのは良くないと思います。 確かに広い庭はないけど、私たち家族にとってはビーチが庭。むしろ、庭が広くてラッキーだと思っています」 近隣に住む誰が手紙の差出人かわからず、生活を見張られているような不安に襲われているそうです。 差出人は嫌がらせではなく、本当に「子育てのアドバイス」のつもりだったのかもしれません。しかしケリーさんが言うように、よその家庭に口出しするのは正しいことなのでしょうか? 子育てで大変な要素のひとつに、近所づきあいがあると言います。この手紙は、近隣の人による『余計なお世話』としか言いようがありません。 出典 Kelly N Mike Brüning Share Post LINE はてな コメント
アメリカ合衆国カルフォルニア州にあるサンディエゴ。西海岸に面するこの都市は、美しい海岸が魅力のひとつです。
そんなサンディエゴの海辺にあるアパートで暮らしている、ブリューニング一家。2016年10月26日、次男の誕生日で家には笑顔があふれていました。
先日、知人を呼んでの誕生日パーティも行ったブリューニング夫妻。
愛するわが子が2歳になり、夫・マイクさんと妻・ケリーさんも嬉しい気持ちでいっぱいでした。
息子の誕生日に届いた、匿名の手紙。母の表情が凍った理由は…
いつものように自宅の郵便受けを覗いたケリーさんは、1通の手紙を見て首を傾げます。
届いたのは、差出人の名前が書いていない封筒。サンタクロースの可愛らしい切手が貼られています。
(あ、もしかして…誕生日パーティのお礼状かしら?)
アメリカの誕生日パーティでは、誘われた人が後日お礼状を出す習慣があります。ケリーさんは、先日のお礼状が届いたのだと思いました。
しかし封筒の中に入っていた手紙を読んで、ケリーさんの表情は固まりました。なぜなら、そこにつづられていたのは予想だにしない内容だったからです。
「あなた方はワガママで、自己中な親」
手紙につづられていたのは、「子どもを狭い家に閉じこめるな!」というメッセージ。(実際はワンベッドルームではなく、ツーベッドルームなのですが)
文面を見るに、おそらく近隣に住んでいる誰かが送ってきたのでしょう。
ケリーさんがこの手紙を自身のFacebookに投稿すると、知人たちから多くのコメントが寄せられました。
落ち込むケリーさんに、励ましの言葉をかける知人たち。
夫妻がどれだけ子どもたちを愛しているか知っているからこそ、怒りが抑えきれなかったようです。
心に深い傷を負ったケリーさん
文面にショックを受け、行き場のない怒りと悲しみを覚えたケリーさん。手紙を読んだ時の気持ちについて、こうコメントしています。
「手紙を読んだ時は、本当にショックでした。こんな手紙を送ってくるだなんて、信じられません!
そもそも、人の家族に余計な口出しをするのは良くないと思います。
確かに広い庭はないけど、私たち家族にとってはビーチが庭。むしろ、庭が広くてラッキーだと思っています」
近隣に住む誰が手紙の差出人かわからず、生活を見張られているような不安に襲われているそうです。
差出人は嫌がらせではなく、本当に「子育てのアドバイス」のつもりだったのかもしれません。しかしケリーさんが言うように、よその家庭に口出しするのは正しいことなのでしょうか?
子育てで大変な要素のひとつに、近所づきあいがあると言います。この手紙は、近隣の人による『余計なお世話』としか言いようがありません。