初対面の女性のために涙を流した少年 彼の純真さが奇跡を起こす By - grape編集部 公開:2017-01-27 更新:2017-01-27 ホームレス Share Post LINE はてな コメント 出典:Njogu Njoroge ケニアに暮らすジョン・ツオ君。彼は母親を亡くし、実の父親は彼を置いて家を出てしまったため、若くして路上生活を余儀なくされました。 道行く人々にお金を求め、その日を生きることに精一杯だった彼の毎日は、ある出会いをきっかけに大きく変わることになったのです。 彼が失わなかったものとは… ある日、いつものようにお金をもらため、止まっていた車に声をかけたジョン君。そこには、多くの医療器具をつけた女性が乗っていました。 びっくりした彼は思わず何があったのか彼女に尋ねます。すると、女性は自分の身に起きたことを話し始めました。 彼女の名は、グレイディース・カマンデさん。彼女は重病を患い、今までに12回もの手術を経験していました。そんな彼女を捨てて旦那さんと娘さんは家を出てしまったことも…。 彼女の辛い境遇を聞いたジョン君の頬には、いつしか大粒の涙がつたっていました。 Njogu Njorogeさんの投稿 2016年12月7日 何か自分にできることはないだろうかと必死に考えた彼は、なんと持っていたお金を全て、治療費として彼女に渡し、強く祈り始めたのです。 近くで見た人がFacebookに投稿 純真さを失わずにいたジョン君の姿は、周囲の人々の心を動かしました。 2人の様子を見ていた1人が、写真と共に今回のエピソードをFacebook上で公開したのです。 その投稿を見た人々から、グレイディースさんに対する寄附が続々と集まり、彼女は必要な治療費をすべてまかなうことだできたのです。 さらに、奇跡はこれだけでは終わりませんでした。 なんと、ニッシーさんという女性が、彼を引き取り中学卒業まで支援したいと手を上げたのです。 Someone has adopted the street kid who showed human compassion through tears on seeing lady breathing on oxygen cylinders pic.twitter.com/704ebeYMxV— Kenya West© (@KinyanBoy) 2016年12月17日 こうして、路上生活に別れをつげたジョン君。今では勉強が楽しいと語り、充実した毎日を過ごしているようです。 Ndungu Nyoroさんの投稿 2016年12月7日 どんなに苦しくても、純真さを失ってはいけない。 ジョン君の姿や行動から、人として大切にすべきことは何かを教えてもらえた気がします。 [文/grape編集部] 出典 Njogu Njoroge/@KinyanBoy/Ndungu Nyoro Share Post LINE はてな コメント
ケニアに暮らすジョン・ツオ君。彼は母親を亡くし、実の父親は彼を置いて家を出てしまったため、若くして路上生活を余儀なくされました。
道行く人々にお金を求め、その日を生きることに精一杯だった彼の毎日は、ある出会いをきっかけに大きく変わることになったのです。
彼が失わなかったものとは…
ある日、いつものようにお金をもらため、止まっていた車に声をかけたジョン君。そこには、多くの医療器具をつけた女性が乗っていました。
びっくりした彼は思わず何があったのか彼女に尋ねます。すると、女性は自分の身に起きたことを話し始めました。
彼女の名は、グレイディース・カマンデさん。彼女は重病を患い、今までに12回もの手術を経験していました。そんな彼女を捨てて旦那さんと娘さんは家を出てしまったことも…。
彼女の辛い境遇を聞いたジョン君の頬には、いつしか大粒の涙がつたっていました。
何か自分にできることはないだろうかと必死に考えた彼は、なんと持っていたお金を全て、治療費として彼女に渡し、強く祈り始めたのです。
近くで見た人がFacebookに投稿
純真さを失わずにいたジョン君の姿は、周囲の人々の心を動かしました。
2人の様子を見ていた1人が、写真と共に今回のエピソードをFacebook上で公開したのです。
その投稿を見た人々から、グレイディースさんに対する寄附が続々と集まり、彼女は必要な治療費をすべてまかなうことだできたのです。
さらに、奇跡はこれだけでは終わりませんでした。
なんと、ニッシーさんという女性が、彼を引き取り中学卒業まで支援したいと手を上げたのです。
こうして、路上生活に別れをつげたジョン君。今では勉強が楽しいと語り、充実した毎日を過ごしているようです。
どんなに苦しくても、純真さを失ってはいけない。
ジョン君の姿や行動から、人として大切にすべきことは何かを教えてもらえた気がします。
[文/grape編集部]