稼いだお金を1セントも受け取らない路上ミュージシャン その理由に称賛の声
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
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アメリカ・ニューヨークの地下鉄のホームでギターを弾きながらエネルギッシュに歌うウィル・ボヤジャンさん。彼はクルーズ船のショーなどに出演するプロのミュージシャンです。
そんなウィルさんが地下鉄のホームで歌っている理由。それは生活費を稼ぐためでもなければ、有名になるためでもありません。彼はそこで歌って手に入れたお金を1セントも自分で持ち帰ることはしないのです。
ウィルさんの足元に置かれているギターケースには、こんなメッセージが書かれています。
もしあなたがホームレス、または助けを必要としているなら、どうぞこのケースから必要なだけ持っていってください。
ニューヨーカーのみんな 助け合おうじゃないか
『HOPEFUL CASES』(希望に満ちたケース)
ウィルさんは自分のギターケースをそう名付けました。彼は、自分が歌うことで通りすがりの人たちがギターケースに入れてくれたお金を、ホームレスなど必要とする人にあげています。
NEW YORK POSTによると、ウィルさんがこの活動を始めたきっかけは、彼がニューヨークに越してきてすぐの頃に経験したことある出来事だと言います。
ウィルさんは毎回、空っぽのギターケースを置いて演奏をスタート。彼の歌声が気に入った人たちが入れてくれたお金を、必要な人たちがそこから持っていくのです。
『HOPEFUL CASES』からお金をもらって行く人の中には1ドルや5ドルなど少額を持っていく人もいれば、80ドルを持っていく人もいるのだとか。
しかし、ウィルさんは誰がいくら持っていこうが気にしないそうです。80ドルが必要な人もいれば、1ドルでも助かる人もいるのでしょう。
与えることと受け取ること、そんな助け合いの気持ちが形となった『HOPEFUL CASES』。
ウィルさんのこの活動はあっという間に話題となり、ニュースメディアやテレビ番組からも取材や出演依頼が続々と来ているそうです。
ニューヨーカーたちに『与えること』について考え直してもらいたいと思い、『HOPEFUL CASES』キャンペーンをスタートしたウィルさん。彼の願いはすでにたくさんの人たちに着実に広まりつつあるようですね。
[文・構成/grape編集部]