『サイゼリヤ』がイタリア被災地に寄付 パスタ1皿で100円
公開: 更新:
ポツンと置かれた数枚の『紙袋』 その使い道に…「これは天才」「めちゃくちゃありがたい」新年が明けた同月上旬、東京都武蔵野市にあるショッピングモール『コピス吉祥寺』を訪れた、よしだけいすけ(@ruiji_31)。 施設内で見つけた『あるサービス』を発見し、Xに投稿すると、12万件以上の『いいね』が寄せられ、多くの注目を集めました。
地震の時には潜らないで! カワイピアノの注意喚起に「想像すると恐ろしい…」株式会社河合楽器製作所が運営する、カワイピアノのXアカウント(@Kawai_Japan)は、2025年1月17日、『あるお願い』を投稿。地震に関する注意喚起が、大きな反響を呼んでいます。
- 出典
- サイゼリヤ
2016年10月23日、カジュアルにイタリア料理が楽しめるレストランとして有名な「サイゼリヤ」が、2016年8月下旬にイタリアで起こった地震によって大きな被害を受けた町、アマトリーチェに1億円を寄付しました。
今回、寄付した1億円は同店の名物パスタ料理「アマトリチャーナ(税込399円)」が注文されるごとに100円の寄付を行うキャンペーンによってプールされたもの。
日本国内にある約1000店舗で、100万食の「アマトリチャーナ」が注文されたことから、サイゼリヤの高木購買部長が現地に赴き、ピロッツィ町長に寄付金を手渡しました。
アマトリーチェと深い関係にあったサイゼリヤ
サイゼリヤは、2016年5月に研修の一環として社員を現地に派遣するなど、地震が起こる以前からアマトリーチェと交流があったそうです。
出典:株式会社サイゼリヤ
「何かできないかと考えて今回の活動を決めた」
「お客様に非常に賛同していただいた」
震災復興のための寄付金を集めるに当たって、キャンペーンを企画した当時を振り返る高木部長。
寄付金を受け取ったピロッツィ町長は「サイゼリヤは食の企業。食の学校に寄付金を使うのが理想的」と語り、被災したアマトリーチェの料理専門学校の再建などに充てられる予定だと言います。
この一報に、Twitterからも「素晴らしい」という称賛の声が寄せられます。
「イタリアン」という食を通じて繋がった、サイゼリヤとアマトリーチェ。
被災したイタリアの人たちが、安心して暮らせる日常を一日も早く取り戻せることを心から願います。