吹雪の中、助けを待つ運転手のため 18歳少女がとった行動に称賛の声
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
悪天候により、身動きがとれなくなってしまったトラック運転手のダグラスさん。
寒さに耐えながら助けを待つ彼の元に現れたのは、意外な人物でした。
往復10キロの道のりを歩いてきたのは…
カナダ・マニトバ州のミント市に住むイーグル・ベアーズさんは、吹雪のせいで立ち往生するトラックがいることを知ります。
「助けなきゃ!」
そう強く感じたイーグルさん。しかし、トラックが止まっている場所は、彼女の家から約5キロ離れており、外は車が立ち往生してしまうほどの悪天候です。
それでも、「正しいことがしたい」と強く感じた彼女は、愛馬と共にダグラスさんの元に駆けつけることにしました。
少女の登場に運転手もびっくり
ひどい吹雪の中現れたイーグルさんに、ダグラスさんは驚きを隠せませんでした。
彼女は彼に温かいコーヒーが入った保温ポットを差し出し、自宅に避難しに来ないかと提案します。
しかし、ダグラスさんがトラックから離れるわけにはいかないと語ったため、代わりに翌朝にご飯を持ってくると約束したのです。
牽引車が来るまで約28時間もトラックの中で過ごしていたダグラスさんにとって、イーグルさんの優しさはとても嬉しいものだったに違いありません。
ダグラスさんは、イーグルさんに「自分の状況を気にかけてくれている人がいて嬉しい」と感謝の言葉を伝えたそうです。
相手を思い勇気をもって行動に移したベアースさんのこの行動に対して、多くの称賛のコメントが寄せられています。
過去には、日本でも大雪により立ち往生していたドライバーのため、その場に居あわせたヤマザキパンが配達予定だったパンを無料配布したことで話題を呼びました。
どんな時でも、誰かを気遣う優しさを持っていたいと思える、素敵な出来事。こうした優しさがもっと広まっていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]