「一番安心度の高い町ってどこ?」全国814都市をランキング
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
株式会社東洋経済新報社が、全国の市(全国791市と東京23区)を対象に『住みよさランキング』を発表しました。
『住みよさランキング』は、1993年以来毎年発表され、2017年で24回目の公表となります。
住みよさランキングとは
公的統計をもとに、現状の各市が持つ都市力を「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つの観点に分類。
それぞれ平均値を50とする偏差値を算出し、その単純平均を総合評価としてランキングしたものです。
814都市の中で1番は
2017年の『住みよさランキング』総合評価1位は、印西(いんざい)市(千葉)で2012年から6年連続のトップとなりました。
砺波(となみ)市(富山)は、昨年の3位から順位を1つ上げ2位に。
3位は長久手市(愛知)で、昨年まで2年連続2位でしたが、今年は順位を1つ下げました。
印西市
印西市は、千葉県北西部に位置し、東京都心まで約40㎞の位置にあります。3市にまたがる千葉ニュータウンの面積の過半を占める住宅都市です。
人口、世帯数共に増加し続けており、利便度が3位、快適度が12位で、この2部門が全国トップクラスの評価を得ています。
安心度が635位と下位にありますが、ほかの4部門の評価が相対的に高く、総合トップの座を守りました。
砺波市
砺波市は、富山県の西部、砺波平野の中心部に位置する人口約4.9万人(2015年国勢調査)の都市です。
農村部は散居村の風景が広がる一方、市の西部で3つの自動車道が結節する交通の要衝で、郊外型の大型商業施設も多数進出しています。
利便度は10位、住居水準充実度が30位の2部門が高い評価を得ています。
長久手市
長久手市は、名古屋市の東部に隣接する典型的なベッドタウン。市内には愛知県下最大級の「愛・地球博記念公園」があります。
快適度は全国2位、富裕度が32位、利便度は32位と、3部門で全国トップクラスの評価となっています。
カテゴリー別で見ると?
安心度
安心度は、倉吉市(鳥取)が昨年に引き続き1位。2位は串間市(宮崎)で、3位は七尾市(石川)でした。
利便度
野々市市(石川)が昨年に引き続き1位となり、続いて新宮市(和歌山)、印西市(千葉)となりました。以下5位の草津市(滋賀)まで、昨年と順位に変動はありません。
快適度
東松島市(宮城)が、昨年6位から順位を上げて1位でした。2位は長久手市、3位は福津市(福岡)という結果に。
富裕度
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、品川区、目黒区、世田谷区、渋谷区、杉並区、武蔵野市(以上、東京)の11市区が1位となりました。
住居水準充実度
氷見市(富山)が、昨年2位から順位を上げて1位。2位は珠洲(すず)市(石川)、3位、尾花沢市(山形)でした。
自分の住んでいる市、生まれた市は一体何位なのか。気になる人は、『都市データパック2017年版』をチェックしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]