天皇や織田信長も愛した漁法って何?千年の歴史を持つ日本の伝統
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世界的にも人気の高い日本の伝統文化や技術。その技術の素晴らしさは、目の前で見ると感動すら覚えるものです。
岐阜県関市では、2017年5月11日~10月15日までの間、長良川河畔の小瀬の里にて、千年の歴史を持つ伝統漁法『小瀬鵜飼(おぜうかい)』を間近で見られるイベントを開催します。
鵜飼いってどんな漁法
関市の『小瀬鵜飼』は、静寂の中かがり火の灯りに照らされながら、鵜が次々と水中に潜って魚を捕える伝統的な漁法です。
その歴史は古く、平安時代の醍醐天皇から賞賛され、織田信長は鵜飼漁をする者に対して『鵜』という名称を与えるほどでした。
現在でも宮内庁式部職として、宮中の御用を続ける鵜匠は、全国でも関市の『小瀬鵜飼』と岐阜市の『長良川鵜飼』のみとなっています。
外国人乗船者数は10%増
『清流長良川の鮎』が世界農業遺産の認定を受け、初の開催となった2016年度では乗船者数が、8千人を超えるほどの大盛況となりました。
外国の観光客にも人気があり、掘りごたつ式の観覧船は前年比で10%も乗船者数が増加。国内外で人気を博しているようです。
普段目にすることの少ない日本の伝統文化。大人も子どももこの機会に、一度間近に感じてみるのもいいかもしれませんよ。
小瀬鵜飼
期間:2017年5月11日(木)~10月15日(日)
時間:5月11日(木)~ 6月30日(金)18:50~
7月1日(土)~ 8月31日(木)19:00~
9月1日(金)~ 10月15日(日)18:40~
場所:岐阜県関市小瀬長良川河畔の小瀬鵜飼・鮎ノ瀬の里
[文・構成/grape編集部]