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メイク落としの代用品7選!正しい使い方とNGアイテムも解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

自宅や旅行先などで、「メイクを落とそうと思ったら、メイク落としがない!」と焦った経験はありませんか。

メイク落としがないと、ちゃんとメイクを落とせるのか不安になってしまいますよね。

本記事では、メイク落としの代用品について解説します。さらに、メイク落としがなくても、肌への負担をおさえながらメイクを落とす方法もまとめました。

記事の内容を参考にすれば、メイク落としがない緊急時でも、落ち着いて対処できるようになるかもしれません。

代用品を適切に使って、きれいにメイクを落としましょう。

メイク落としは代用できる?

メイク落としは代用できる?

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メイク落としの代用品でも、メイクを落とすことは可能なようです。

ファンデーションや口紅の多くは、油性の成分であることから、油分を含んだクリームやオイルを馴染ませるとメイク汚れを落とせる可能性があります。

ただし、専用のメイク落としに比べると、メイクや毛穴汚れを落とす力は穏やかのようです。そのため、代用品の使用を続けると、油分が肌に残り、肌トラブルの原因になる可能性が考えられます。

肌の状態を悪化させないためにも、代用品を使うのはメイク落としがない緊急時のみと覚えておきましょう。

メイク落としの代用品になるアイテム7選

ここからは、メイク落としの代用品を7つ紹介します。

家によくある身近なアイテムを中心にまとめたので、メイク落としがない時に使用を検討してみましょう。

1.肌への優しさを重視するなら『乳液』

1.肌への優しさを重視するなら『乳液』

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いつものスキンケアで使う『乳液』が、メイク落としの代わりになるとされています。

使用する際は、たっぷりの量の乳液を手のひらで温めるか、コットンにのせてから肌の上を優しくマッサージするように馴染ませましょう。

目元や口元などは、指の腹を使って、くるくると優しくメイクを落としましょう。乳液が馴染んだら、ぬるま湯で落とすか、化粧水を含ませたコットンでふきとります。

ただし、ご存じの通り、乳液にはメイクを落とすための洗浄成分がほとんど含まれていません。そのため、ウォータープルーフなどの濃いメイクや落ちにくいメイクは落としきれない場合があります。

そのため、乳液はかなりナチュラルなメイクの時に使用するのがよいでしょう。

2.肌をいたわりながら使用できる『ホホバオイル』

2.肌をいたわりながら使用できる『ホホバオイル』

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『ホホバオイル』も、メイク落としの代用品として使用できるようです。

ホホバオイルとは、シモンジア科の常緑低木『ホホバ』の種から抽出されたオイルのこと。

サラッとしたオイルが肌に馴染みやすく刺激が少ないとされているため、肌をいたわりながらクレンジングができるでしょう。

乾いた手にホホバオイルを適量とり、手のひらで温めます。温めた後、メイクと丁寧に馴染ませてからぬるま湯で優しく洗い流しましょう。

ただし、ホホバオイルだけでは、メイクを落としきれない可能性があるようです。また、ぬるま湯で洗い流した後は、洗顔料を使用して顔を洗いましょう。

3.赤ちゃんにも使える『ベビーオイル』

3.赤ちゃんにも使える『ベビーオイル』

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肌への優しさが特徴の『ベビーオイル』も、メイク落としの代用品になるようです。

ベビーオイルは、まず乾いた手のひらにオイルを適量とります。そのまま乾いた顔全体に優しく馴染ませ、メイクが浮き上がってきたら、ティッシュやタオルでふき取りましょう。

残った油分は、洗顔料を使って洗い流します。

ベビーオイルも洗浄力があまり強くないため、マスカラやリップなど落ちにくいメイクはあらかじめ専用のリムーバーで落としておくとよいでしょう。

また、ベビーオイルは油分が多いため、ニキビや肌荒れが気になる人は注意が必要なのだとか。

肌の状態によっては、赤みやかゆみが悪化することも考えられるため、自分の肌の状態に合わせて試すのがよいでしょう。

4.ヘアオイルとしても使える『椿油』

4.ヘアオイルとしても使える『椿油』

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ヘアケアで知られている『椿油』も、メイク落としの代用品として役立つようです。

椿油は油性の成分であることから、ファンデーションなどの油性メイクを浮かせて落とすことができるのだとか。

椿油でメイクを落とす場合は、乾いた手に適量をとり、濡らしていない状態の顔全体に優しく広げます。落ちにくい目元のメイクは、たっぷりのオイルでくるくると馴染ませましょう。

メイクが浮き上がってきたらティッシュで軽くおさえ、ぬるま湯で洗い流してください。その後、洗顔料を使い、肌に残った油分をしっかり落としましょう。

ただし、椿油にふくまれる『オレイン酸』はニキビを悪化させてしまう可能性があります。そのため、ニキビができやすい人や、すでにニキビでお悩みの人は、椿油の使用は控えるようにしましょう。

5.キッチンにあるもので済ませるなら『オリーブオイル』

5.キッチンにあるもので済ませるなら『オリーブオイル』

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『オリーブオイル』も、メイク落としの代用品として役立ちます。

オリーブオイルは油性の成分であることから、油性であるメイク汚れを浮かせて落せるようです。

ただし、食用のオリーブオイルは細かい果実が入っている可能性があり、肌を傷つけてしまう可能性があります。メイク落としの代用で使うなら、美容用のオリーブオイルを使用するようにしましょう。

クレンジングとして使う際は、乾いた手に適量をとり、顔全体に優しく馴染ませます。メイクが浮かんできたらティッシュで軽くおさえ、ぬるま湯で洗い流しましょう。

メイクを落としたら洗顔料で洗い流し、肌に残った油分をしっかり落としてください。

6.持ち運びに便利な『ハンドクリーム』

6.持ち運びに便利な『ハンドクリーム』

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『ハンドクリーム』でも、メイクを浮かせて落とすことができるようです。持ち運びに便利なため、お泊りの時にも役立つでしょう。

ハンドクリームを使う場合は、まず500円玉くらいの量を乾いた手に取ります。顔全体にのばし、メイクとしっかりからませましょう。

汚れが浮き上がってきたらティッシュで優しくおさえ、洗顔料で洗顔します。

ただし、ハンドクリームは、顔への使用を想定した製品ではないため、注意が必要です。

特に、メントールが含まれるスースーするタイプのものは、目のまわりには刺激が強すぎる可能性があります。

使用する際は、香りが強くないものや刺激成分が含まれていないものを選んで、少量から試してみてください。

7.落ちにくいポイントメイクには『ワセリン』

7.落ちにくいポイントメイクには『ワセリン』

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落ちにくいポイントメイクには、密着度の高い『ワセリン』が効果があるようです。

ワセリンは石油から作られているため、手ごわいウォータープルーフマスカラも、ワセリンの油分で馴染ませれば落とせるかもしれません。

ワセリンでメイクを落とす時は、適量を手のひらで温めてから、メイクに馴染ませます。メイクが落ちてきたら、ティッシュやコットンで優しくふき取りましょう。

最後に洗顔をして、残ったワセリンを洗い流してください。

ワセリンの中でも、純度が高いサンホワイトや白色ワセリンは、刺激が低いといわれています。ほかの種類のものと比べて高価になりますが、刺激を感じやすい肌の人は使ってみるとよいでしょう。

落ちにくいアイメイクやリップを代用品で落とす際のコツ

落ちにくいアイメイクやリップを代用品で落とす際のコツ

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落ちにくいアイメイクやリップを代用品で落とすコツは、たっぷりのオイルや乳液をコットンに含ませ、こすらずに浮かせることとされています。

特に皮膚が薄い目元や口元は摩擦に弱いため、メイクと代用品をよく馴染ませ、汚れを浮かせてから優しくふき取ってください。

ポイントメイクを落とす際は、オイルや乳液を染み込ませたコットンを、メイク部分に30秒~数分程度置き、汚れが溶け出すのを待ちます。

メイクが代用品と馴染んだら、こすらずにそっとふきましょう。

ポイントは、代用品をたっぷりと使い、メイクを浮かせるために時間を置くことです。

強い摩擦は、肌にダメージを与えてしまう可能性があるため、力を込めずに優しくふき取ることを心がけましょう。

メイク落としの代用品としてNGな2つのアイテム

メイク落としの代用品としてNGな2つのアイテム

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せっかくメイク落としの代用になるものが見つかっても、使用後に肌トラブルが起こると悲しいですよね。

肌トラブルを避けるために、メイク落としの代用品として使用しないほうがよいアイテムもあります。

代用品を選ぶ前に、一度確認してみてください。

1.洗浄力が強い『ボディソープ』

『ボディソープ』は洗浄力が強い傾向にあるため、顔に使うのは避けましょう。

ボディソープは、体の汗や皮脂汚れをしっかり落とすために作られているため、顔に使うと乾燥を引き起こす恐れがあるとされています。

結果として肌のつっぱりや肌荒れを招く可能性があるため、使用は控えてください。

2.アルコール入りの『ウェットティッシュ』

アルコール入りのウェットティッシュで、顔をふくのもおすすめしません。

アルコールには刺激成分が含まれているため、肌に負担がかかり、乾燥や肌荒れを引き起こす可能性があります。

乾燥が進むとシミやシワの原因となるため、アルコール入りのウェットティッシュを使用するのはやめましょう。

代用品でメイクを落とした後のスキンケア方法

代用品でメイクを落とした後のスキンケア方法

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代用品でメイクをオフした日は、丁寧な洗顔と保湿が大切だとされています。

代用品は油分が肌に残りやすいため、洗顔料をよく泡立て、泡で肌をなでるように優しく洗い流しましょう。

洗顔後は、化粧水をたっぷり使い、最後に乳液やクリームでふたをします。入念に保湿し、肌の乾燥を防ぎましょう。

メイク落としの代用品を使用して、きれいにメイクを落とそう

乳液やベビーオイルなどの身近なアイテムが、メイク落としの代用品として活用できるようです。

メイク落としを忘れてしまった時は、本記事の内容を参考に、紹介したアイテムを使用してみてください。

ただし、本記事で紹介した方法はあくまで応急的な対応にすぎません。専用のメイク落としとは異なり、代用品は肌に油分が残りやすいなどの注意点があります。

肌トラブルを避けるためにも、代用品を使用するのは緊急時のみとし、普段は専用のメイク落としでメイクを落とすことが大切です。


[文・構成/grape編集部]

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