雪を見つめる猫の画像 よく見ると…「感動するわ」「鳥肌が立った」
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目隠しをした画家、口に筆をくわえると…? その後の展開に「ダヴィンチでも勝てない」この記事では、口でまさかの絵を描いてしまう画家を紹介しています。

葉っぱに表現されたキャラクターが? 「なんか泣ける」「最高ランクだ」緻密な葉脈、あのキャラクターの姿、そして“また会おう”という想い。葉っぱ切り絵作家が生んだ涙と感動の一枚。
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目隠しをした画家、口に筆をくわえると…? その後の展開に「ダヴィンチでも勝てない」この記事では、口でまさかの絵を描いてしまう画家を紹介しています。

葉っぱに表現されたキャラクターが? 「なんか泣ける」「最高ランクだ」緻密な葉脈、あのキャラクターの姿、そして“また会おう”という想い。葉っぱ切り絵作家が生んだ涙と感動の一枚。
日に日に肌寒さが増してきた2025年11月現在。冬の気配が街に漂い始め、北日本や北陸などでは早くも雪の便りが届いています。
同月、@sonnakanjidesuさんが投稿したのは、雪を見つめる猫の画像。
『冬』を感じる幻想的な1枚には、思わず息をのむ秘密が隠されていたのです。
その秘密がというと…。実際の画像をじっくりと見て、お確かめください。
目を凝らさなければ気づかないかもしれません。実は、雪を見つめる猫の画像は、色鉛筆で描かれているのです!
猫の体に積もる雪の質感や、舞い散る景色が、色鉛筆ならではのやわらかさで描かれ、幻想的な雰囲気に。
背景の絶妙なぼかし具合も相まって、写真のようなリアルさを感じます。
雪景色の中で、猫が切なげに遠くを見つめる構図に、30歳の筆者の頭の中では、かつて大ヒットした韓国ドラマ『冬のソナタ』の主題歌が自然と流れてきました…。
精巧な色鉛筆画には8万件を超える『いいね』が寄せられ、多くの人が感嘆したようです。
・素敵すぎる…。背景のぼかし具合といい、どこからどう見ても写真じゃん。
・感動するわ。手描きの温もりと、冬の静けさを感じる。
・鳥肌が立った…。天才かよ。
・リアリティがすごい。こんなの脳みそがバグるわ。
雪を見つめる猫のリアルな色鉛筆画 描いた画家を取材!
リアルで静ひつな色鉛筆画に感動した筆者は、投稿者さんを取材。制作の経緯やこだわりなどを聞きました。
――雪を見つめる猫の色鉛筆画を描こうと思ったきっかけを教えてください。
夏の終わり頃から、冬前には雪景色の絵を描きたいと思っていたんです。
もともと動物もよく描いていたので、猫と組み合わせた構図を思いつきました。
――早い段階で着想していたのですね。色鉛筆画の制作時間と、こだわりを教えてください!
制作時間は8時間ぐらいです。背景には、塗料を霧状に吹きつけるエアブラシを使ったので、2時間ぐらいかかりました。
特に、雪と背景の色味と、ぼかし具合にこだわりましたね。
猫は色鉛筆で細かく描写したので、6時間ぐらいかかりました。
投稿者さんは、制作途中の写真を特別に見せてくれました。
夏頃に着想し、下書きから仕上げまで、すべて手作業で描いた大作。
線の一本一本や色の重なりを確認しながら、少しずつ立体感を作り上げていく過程は、まるで彫刻作品のようです…。
背景のぼかし具合にこだわったことで、猫の存在感が際立ち、ストーリー性がいっそう深まっています。
ぼかし具合にこだわった大作 でき栄えは「まあまあ」
最後にでき栄えについてたずねると、意外な答えが返ってきました。
でき栄えは謙遜ではなく、まあまあよかったぐらいだと思っています(笑)。
猫派のみなさんの心に刺さってくれれば幸いです。
これほどのクオリティの絵を描いたにも関わらず、完全には満足していない様子の投稿者さん。
妥協を許さず、理想を追い求め続ける姿勢が、見る人の心を動かす作品を生み出しているのかもしれませんね…!
投稿者さんは、YouTubeやInstagramでも作品を紹介しており、ウェブサイトでは原画を販売しています。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]