撃たれた婚約者を命がけで守り、自らも銃弾を受けた女性 その強さに感動の涙
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

撮影者「…お前今どんな心境なんよ」 湖で野鳥が?「夜勤で乾き切った心に効く」「…お前、今どんな心境なんよ」というひと言とともに、1枚の写真をXで公開したのは、土井一心太(@aganoya)さん。なんでも、新潟県阿賀野市に位置する瓢湖(ひょうこ)で、ある野鳥が独特なポーズで静止していたといいます。
2017年10月1日にラスベガスで起きた銃乱射事件。
その日、カリフォルニア州に住むサマーさんと婚約者のマイケルさんは、カントリーミュージックのコンサートを楽しんでいました。
そんな中、乱射によって頭上から降り注いだ銃弾が、マイケルさんの頭に直撃します。
目の前で倒れた婚約者の命を守ろうとした女性は…
頭を負傷して倒れたマイケルさんを見たサマーさんは、とっさに彼におおいかぶさります。
彼女は自分の体を盾にして、マイケルさんの命を守ろうとしたのです。
しかしその後も銃撃は止まず、今度はサマーさんが背中に銃弾を受けてしまいます。
負傷した2人は病院へ運ばれました。サマーさんのケガは命に別状はなく、マイケルさんも重傷を負いながら奇跡的に一命をとりとめました。
母親の強さを証明した1枚の写真
マイケルさんとサマーさんには、生後3か月の娘がいます。
命に別状はないとはいえ、背中に銃弾を受けるという大ケガをしたサマーさん。
ところが事件の翌日に病院で撮影された写真には、娘を抱いて病院内を歩き回るサマーさんの姿がありました。
マイケルさんの手術は成功しましたが、この先、長いリハビリが待っています。そして多額の治療費が必要となることでしょう。
そんな2人を支えるために友人は寄付金サイトを立ち上げました。サイトの設立から5日間で目標金額に近い9万ドルが集まっています。
目の前で負傷した婚約者を自分の命をかけて守り、さらに大ケガをしながらもすぐさま娘のために立ち上がったサマーさん。人は愛する人のためならこんなにも強くなれるものなのですね。
サマーさんとマイケルさんのケガが、1日も早くよくなることを祈ります。
[文・構成/grape編集部]