独身最後のパーティーで婚約者に悲劇が　しかし諦めなかった女性

人生では、時に自らの意志の強さを試されているような、予期せぬ出来事が起きるものです。

２０１６年冬、アメリカに暮らすメグさんとブレットさんは婚約し、翌年の結婚式に向けて幸せいっぱいの日々を送っていました。

海外メディア『People』によると、１２月のある日、２人の独身最後の時を祝うパーティーが行われ、メグさんとブレットさんは友人たちと共に楽しい時間を過ごしていました。

その時、悲劇が起こります。

ビーチでフットボールをしていたブレットさんは、ひと泳ぎしようと海に飛び込みました。そこで友人の１人が、彼の異変に気が付きます。

楽しいパーティーから一転、悲劇に

その直後、ブレットさんの様子を見に行った友人の１人が悲鳴をあげ、すぐに彼を水から引き揚げました。

病院に運ばれたブレットさんに、悲しい診断が下されます。飛び込んだ際に頭を打ち、首から下が麻痺してしまったのです。

予定していた結婚式は延期され、ブレットさんはリハビリを開始。メグさんは、仕事をしながらブレットさんを支える日々が続きます。

幸せいっぱいの生活から一転、思いがけない悲劇に襲われたブレットさんとメグさん。ですが、２人の心に『諦める』という文字はありませんでした。それどころか、この事故によって彼らはお互いの存在の大切さを再確認し、絆はより強くなっていったのです。

そして２０１７年９月、ついに２人は結婚式を挙げました。

思った通りにならないのが人生。だからこそ、起きたことを受け入れて前向きな気持ちで対応していこう…２人の姿を見ていると、そんな思いが伝わってくるようです。

メグさんとブレットさんは常にお互いを励まし合いながら、力を合わせて生きていくことを選びました。結婚写真に写る２人の素敵な笑顔からその幸せぶりが分かります。

ブレットさんのリハビリは、今後も長く続くということです。２人の愛が奇跡を起こし、彼が再び歩けるようになる日がやってくることを祈ります。

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[文・構成／grape編集部]