長崎で撮影された『焼き場に立つ少年』をローマ法王が配布指示 その意図は? By - grape編集部 公開:2018-01-05 更新:2018-01-05 イタリアローマ教皇長崎 Share Post LINE はてな コメント ※記事内に、遺体の写真が表示されます。 ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が、長崎原爆の被害者の写真をカードに印刷し、配布するよう指示したとして、CNNなどの海外メディアが報じています。 フランシスコ法王が選んだ写真は、1945年にジョー・オダネル氏が撮影した『焼き場に立つ少年』という作品。 Pope Francis is having cards printed and distributed showing a 1945 photo of victims of the nuclear bombing of Nagasaki along with the words "the fruit of war" https://t.co/PJgMHar2mb pic.twitter.com/PJBk4KFZi4— CNN International (@cnni) January 1, 2018 カードには「亡くなった弟を背負い、火葬場で直立不動する少年は、血がにじむほど唇を強く噛み締めている」という説明と共に、「戦争によって生まれるもの」というフランシスコ法王のメッセージが添えられています。 ローマ・カトリック教会のニュースサイト『CRUX』には、今回のフランシスコ法王の指示をこのように説明。 法王が、特定の写真を配布するよう指示するのは初めてのこと。 今回のメッセージを伝えることが、いま、特に重要なものであると考えているのではないでしょうか。 CRUX ーより引用 戦争は悲しみや怒りを生み出す変わり、幸せや日常を奪っていきます…。 いまもなお世界のどこかで内戦や紛争が起こり、必要のない涙が流れ、尊い命が奪われ続けている現実を、私たちは忘れてはいけません。 [文・構成/grape編集部] 出典 CRUX/@cnni Share Post LINE はてな コメント
※記事内に、遺体の写真が表示されます。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が、長崎原爆の被害者の写真をカードに印刷し、配布するよう指示したとして、CNNなどの海外メディアが報じています。
フランシスコ法王が選んだ写真は、1945年にジョー・オダネル氏が撮影した『焼き場に立つ少年』という作品。
カードには「亡くなった弟を背負い、火葬場で直立不動する少年は、血がにじむほど唇を強く噛み締めている」という説明と共に、「戦争によって生まれるもの」というフランシスコ法王のメッセージが添えられています。
ローマ・カトリック教会のニュースサイト『CRUX』には、今回のフランシスコ法王の指示をこのように説明。
戦争は悲しみや怒りを生み出す変わり、幸せや日常を奪っていきます…。
いまもなお世界のどこかで内戦や紛争が起こり、必要のない涙が流れ、尊い命が奪われ続けている現実を、私たちは忘れてはいけません。
[文・構成/grape編集部]