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『鉄人』と呼ばれた男、逝く 元広島カープ・衣笠祥雄の訃報に動揺広がる

By - grape編集部  公開:  更新:

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『鉄人』の異名を持ち、国民栄誉賞も受賞した、元広島カープの衣笠祥雄(きぬがさ さちお)さんが、2018年4月23日夜、大腸ガンにより亡くなったことが分かりました。71歳でした。

広島カープの黄金期を支えた1人

衣笠さんは、1965年に広島カープに入団。1975年には、球団創設26年目での初優勝に貢献するなど、広島カープの一時代を築いた1人です。

また、ケガをしても試合を休むことなく、当時世界記録となる2215試合連続出場記録を打ち立てました。

その不屈の精神や、背番号が28番だったこともあり、横山光輝さんの漫画『鉄人28号』から『鉄人』の愛称で親しまれていた衣笠さん。

引退後、野球評論家として活躍していた衣笠さんですが、亡くなる直前の仕事では視聴者から「声がかすれていて心配」といった声も寄せられていたほど。

今回の訃報に、広島からはもちろん、多くの野球ファンから悲しみの声が寄せられています。

・大腸ガンで亡くなられたそうですね。衣笠さんが解説を担当された試合を拝見しましたが、様子がおかしかったので心配でした。ご冥福をお祈りします。

・1つの時代が、終わってしまった印象です…。

・衣笠さんは、幼いころの自分の憧れでした。本当に、ありがとうございました。

鉄人と呼ばれ、グラウンド上での闘志あふれる姿に、勇気をもらった人も多いはず。衣笠さんの勇姿は、これからもずっと、ファンの中で語り継がれることでしょう。

ご冥福をお祈りします。


[文・構成/grape編集部]

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