引っ越しをした女性 前の住人からの手紙を読んで笑ってしまった理由とは
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出典:wottrns

冷蔵庫に貼ってある妻の『置手紙』 まさかの内容に「間接的な命令だ」「やるしかない」外出をする際に、留守番をしている人や後から帰宅する人に向けて伝言を残す、置手紙。 行き先や、いつ帰宅するかなどの情報を書くことが多いでしょう。ただ、人によっては置手紙で『願いごと』を書き記すこともあります。

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新しい家に引っ越しをした23歳のミランダさんは、前に住んでいた人が残していった手紙を見つけます。
ミランダさんは手紙の写真をInstagramに投稿。そこには新たな住人となった彼女に託したい『大切なこと』が書かれていました。
私たちの愛する家へようこそ!
あなたが私たちと同じくらいこの家を楽しんでくれていると嬉しいです。
1つお願いがあります。これをしなければならないというわけではありません。でもしてくれたら感謝します。
裏庭に1匹のオス猫が住んでいます。彼は12年前にここで生まれました。足にケガをしていて、私たちを近付かせてくれません。
私たちは1日2回、毎日食事をあげていました。いつも裏庭にキャットフードを水と一緒に置いていました。また冬や雨の日のために買ってあげた小さな小屋が、裏庭の壁の向こうにあります。
もしあなたがこれからも引き続き、彼に食事をあげてくれたら本当に感謝します。
新しい家に引っ越したら『猫』がついてきた
前の住人から託されたお願いとは、庭に住んでいる猫の世話だったのです。
ミランダさんが手紙を読み終えると、まるで彼女に挨拶をしに来たかのように、ドアのところにかわいい『先住猫』の姿がありました。
ミランダさんはその猫を『ラズ』と命名。
彼女に対して、ラズは最初から怖がる様子は見せなかったそう。しかしミランダさんはラズに警戒させないように、慎重に距離を縮めていくことにします。
ごはんを食べにきたラズ。室内から見守るミランダさんに気付いてちょっと食べづらそうです。
ところがその2日後には、庭のイスに座っているミランダさんを見ながら、少し離れた場所でムシャムシャと食事をするラズの姿が!
これにはミランダさんも「大きな進歩だわ」と嬉しそう。確実に両者の距離は縮まっているようです。
その後もラズはごはんが欲しくなると窓際までやってきたり、庭のイスに座ってくつろいだりと、ミランダさんに懐いてきた様子。彼女の愛猫とも窓越しに「こんにちは」。
彼女のInstagramのフォロワーは、ラズとミランダさんの距離がだんだん近付いていく様子を楽しみにしている人も多いようです。
海外メディア『Bored Panda』によると、実はミランダさんは動物が大好きで、すでに5匹の猫を飼っており、そのうち4匹が野良猫だったのだそう。
そのため彼女は前の住人からの手紙を読んだ時、「私ってば、まるで野良猫を引き寄せる磁石みたい」と思わず笑ってしまったのだとか。
いままで可愛がってくれた人はいなくなってしまいましたが、次にミランダさんのような人が越してきてくれるなんて、きっとラズはとてもラッキーな猫なのでしょうね。
[文・構成/grape編集部]