「復旧しようと働いている同じ人間やで」 鳴りやまない苦情の電話に怒りの声
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2018年9月4日に非常に強い勢力の台風21号が上陸。四国や関西地方に甚大な被害を与えました。
特に、猛烈な雨を伴う風の影響で大規模な停電が発生。関西地方に電力を供給する関西電力によると、大阪、京都、兵庫、和歌山など広範囲で停電が発生し、200万戸以上に影響が出たといいます。
そんな停電の対応に大わらわの関西電力に勤める父を持つ、すえさん(@Pirochun_S15)さん。
大規模停電が発生した翌日の5日に、風呂にだけ入りに帰ってきた父親を見て思うことがあったそうです。
復旧作業に追われているのでしょう。2時間という短時間の睡眠の上に、その日も徹夜で作業を行っていたそうです。
それほどまでに働き、1分1秒でも早く復旧しようとしていても苦情の電話は鳴り続けたといいます。
身を削りながら多くの人のために働く父親を見て、投稿者さんは「ほんまに仕事頑張って」としかいえなかったそうです。
ネットの声
・夜中の3時に復旧しました。徹夜で働いていてくれた人がいるということですよね。本当に頭が下がります。
・関電も警察も、みんな徹夜で頑張ってくれているのに、苦情の電話をかけるのは違うと思います。
・災害の停電ならしょうがないでしょうに…苦情とは情けない。
・苦情の対応をすることで、さらに対応が遅れるということが分からないのかな。
災害の情報を得るにも電気は必要なものです。明かりがないと夜は行動することも大変かもしれません。
しかし、復旧作業をしている人の多くは、停電で困っている人と同じ被災者。そして、休みが必要な人間です。
災害にあうと不安な気持ちが強くなってしまうものです。とはいえ、復旧のために頑張っている人たちには、まず感謝の気持ちを持って接したいですね。
[文・構成/grape編集部]