自転車店で「お金かかるの?」といった母親 息子の言葉に「素晴らしい」の声
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置き配なのになぜ? 配達員が荷物を持ち戻ったワケに、ジーン置き配を指定したはずが、不在票が入っていて…。配達員の配慮に、胸がジーンとします。
「笑いが止まらん」「しんどい」 祖母が米に入れていたものとは…?co.ma(@co_f_ma_f)さんが、Xに投稿したエピソードに、注目が集まっています。投稿者さんの家庭でも、虫除けのため、米に唐辛子を入れて保管しているそうです。ある日も、投稿者さんの祖母が米に唐辛子を入れていたのだとか。
- 出典
- @mac_cycles
福岡県で自転車店を経営している、ダーティマック(@mac_cycles)さんの投稿が話題になっています。
投稿者さんがTwitterにつづったのは、母親と小学校高学年ほどと思われる息子が来店した日の出来事。
母親は自転車を店に運び入れ、「パンクしているか、見てもらえませんか?」と声をかけてきました。
自転車店の作業に、母親が「お金かかるの?」というと…
パンクの確認は、技術と時間を要する作業です。
投稿者さんの店の場合はタイヤの中を開けて水に浸し、穴の確認を行います。また、穴がない場合もタイヤを元に戻すため、10分程度の作業を要するといいます。
投稿者さんは、確認作業をするにあたって料金が発生することを母親に伝えました。すると、母親は驚いた様子でこういったのです。
「えっ、お金かかるんですか?」
※写真はイメージ
きっと母親は、確認作業なら料金は発生しないと思っていたのでしょう。
この言葉は決して珍しいことではなく、『いつものパターン』として対応しようとした投稿者さん。
すると、隣にいた息子さんは母親にこういいました。
「お店だよ。当たり前じゃん」
息子さんを見て、「大人になるにしたがって失くす大切なものを、子どもたちは持っている」と改めて考えさせられたという、投稿者さん。
投稿者さんによると、店員に何もいわず空気入れを使おうとする親に「貸してくださいっていうんだよ」と諭す子どもも多くいるのだとか。
今回の件に限らず、大人が子どもの言葉にハッとさせられることは少なくないようです。
サービスの対価をしっかりと理解している息子さんの言葉に、ネット上では多くの人からコメントが寄せられています。
・そのお子さんはしっかりしているなあ…。
・「病院で診察を受けて、異常がなかったらお金を払わないのかよ!」とツッコみたい。
・そういう人は『見積り無料』ってイメージがあるのかな。
・この子はスゴイ!この『当たり前』が分からない人は多いよね。
長年生きていろいろな勉強をしたり、経験を重ねたりした大人でも、子どもたちの純粋な心から学ぶことはたくさんあります。
それらは、私たち大人が『知らない間に失くしてしまったもの』かもしれません。
[文・構成/grape編集部]