『視覚過敏』の人の訴えに企業が動いた! 「白いノートは使いづらい」と投稿すると
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目が光や色などによる刺激に弱い『視覚過敏』である、ふ~ふ(@fu_fu_zatta)さん。
Twitterである商品の必要性を訴えたところ、同じような症状に悩む多くの人々から反響がありました。
『グリーンノート』を販売してほしい
ふ~ふさんが訴えたのは、緑色に着色された紙を使用した『グリーンノート』の必要性です。一般的に普及しているノートは紙が白色ですが、視覚過敏の人にとって白いノートの使用はつらいとのこと。
ふ~ふさんのつづった言葉からは、切実な思いが伝わってきます。
私は視覚過敏があるため、白いノートをあまり使いたくありません。ノートの白が光を反射し、鉛筆の線が見にくくなるからです。
幼いころから顔を近付けて影を作らないと文字が書きづらく、また、いいノートであればあるほど紙質がよくキレイな白で、目が痛かったのを覚えています。
そんな中、中学生の時に母が紙が緑色のカラーノートを買ってきてくれて、私はその見やすさに驚きました。目が痛くならないし、文字は見えるし、一気にまとめ買いをしたほどです。
しかし、高校生になってからそのノートを売っていたお店は潰れてしまい、いまは買い溜めていたノートを使っています。
私はこのノートのおかげで板書が楽になっていたので、ストックがつきそうないま、とても困っています。
通販で売っていないかと調べましたが、カラーノートは可愛いリングノートなどが多く、学校で授業用として使えるものはありませんでした。
いまでも文具店に行くたびに探していますが、なかなかありません。
グリーンノートは私のような視覚過敏の人だけでなく、症状のない妹も「目が楽、使いやすい」といっていました。なので、もしもこのツイートをノートを取り扱っている会社の人が見てくれたなら、ぜひグリーンノートを作って販売してほしいです。
私は絶対に買いますし、目に優しいので普通の人にもよいと思います。
ソースは不確かですが、「緑のノートは集中力が上がる」というのも聞いたことがあります…。
ここまで見てくださって、ありがとうございます。
どこかの会社が、グリーンノートを作ってくれることを願っています。
投稿を見た企業の反応
ふ~ふさんの投稿は瞬く間に拡散され、ついには企業の耳にまで届きました。
生活雑貨専門店の『ロフト』は、グリーンノートのネット販売をTwitterで発表。
また、紙製品などを製造販売している『ナカバヤシ』も「企画チームにグリーンノートのことを伝えた」とのこと。
そのほかの企業や印刷所も、ふ~ふさんの投稿をキッカケにグリーンノートの製造や販売に着手しているようです。
多くの人を動かしたふ~ふさんの投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。
・グリーンノートの存在を初めて知りました!ぜひ使ってみたいです。
・多くの企業が反応していて、ちょっとジーンときました。
・この投稿をキッカケに、グリーンノートが普及したら嬉しいです!
中には、「あそこでもグリーンノートが販売されていますよ!」というような情報提供も。
視覚過敏の人はもちろん、そうでない人も選択の幅が広がるよう、グリーンノートの販売されている場所が増えるといいですね。