発達障害についての漫画に、当事者から共感の声 「泣いて親に訴えたい」「本当にそれ」
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
発達障害の1つである、自閉症スペクトラム(以下、自閉症)。
一般的に、自閉症は対人関係や言葉の障がいがあったり、強いこだわりを持ったりする特性があります。
厚生労働省によると、自閉症は100人に1、2人ほど存在しているといいます。
はっきりとした原因はまだ分かっていませんが、脳機能の違いから起こる先天的なものとされています。
子どもの発達障害に悩む親に『知ってほしいこと』
ある日、保育園の保護者が集まる食事会に参加した、きよきよ(@kiyokiyokingdom)さん。
ある父親が発した、発達障害についての気になる言葉を耳にしました。
「ちょっとできないからって、すぐに障がい者扱いをして差別するから困るよ」
我が子に発達障害の可能性が浮上した際、「うちの子は病気じゃない」「病気扱いするなんて失礼だ」と思う親は少なくないかもしれません。
『病気』『障がい』という言葉は、子どもを愛する親にとってショッキングなもの。否定したくなってしまうのは、仕方がないでしょう。
きよきよさんは子どもの発達障害を理解し、受け入れることによって、子どもができないことを責められずに済むようになると考えました。
「どうしてできないの」「なぜ、何度いっても分からないの」
「苦手な特性だから仕方がないよね」「この子の特性からすると、こうしたら改善できるかな?」
子どもの特性を理解し、その子に合った対策をとる…周囲の大人がそういった対応をすることで、子どもも自分の特性との『向き合いかた』を知ることができるかもしれません。
きよきよさんの投稿は拡散され、3万件以上の『いいね』が寄せられました。また、発達障害の子どもを持つ人や、発達障害当事者から共感する声が相次いでいます。
・子どものころに本人と親が認知しないと、成長して周囲の子と差が出てきてから苦労をすることもある。後からの支援は難しい…。
・多くの発達障害当事者が、泣いて親に訴えたいことだと思います。
・自分の子どもは発達障害なのですが、障がいと分かった時はむしろホッとしました。
・我が子の障がいを認めて、ちゃんと分析してあげるって、難しいけど大切ですね。
食事会でなげいていた父親に対し、自身の経験を交えて発達障害について力説したきよきよさん。すると、父親は涙を流して「その話をもっと早く聞いていれば…」と後悔をしていたといいます。
発達障害に限らず、子どもの性格や個性をしっかりと理解し、共に支え合って歩んでいくのが親子というもの。
この漫画を読むことで、心を助けられる人はほかにもいることでしょう。
[文・構成/grape編集部]