それでも人を愛すのです。マザー・テレサも感銘を受けた「逆説の10カ条」
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生きていくことは難しくて、世の中の何が正しくて何が間違っているのか分からなくなることもあると思います。また、自分の行動に自信が持てないという時もあるでしょう。周りの人からの評価や態度が気になって、自分がどう行動すれば良いか迷ってしまうこともあるかもしれません。
そんな時の道しるべとなる「逆説の10カ条」という言葉があります。これは、アメリカの官僚で私大の学長、YMCAのリーダーを務めるケント・M・キースが、高校生向けに150回以上も講演した内容を小冊子にまとめた言葉です。
後にマザー・テレサの目に触れ、感銘を受けた彼女が「カルカッタの孤児の家」の壁にその言葉を書きとめたことで世に広まりました。
「逆説」の意味
「逆説の10カ条」とは、表面に見える真理だけにとらわれず、「それでもなお」行動することの大切さを説いています。
逆説の10ヵ条 (The Paradoxical Commandments)
1. それでもなお、人を愛しなさい
理屈や筋の通らないことがあったとしても、相手を受け入れることが大切です。自分自身もまた不合理であるのです。
2. それでもなお、良いことをしなさい
時として誤解されることはあるでしょう。それは仕方のないことなのかもしれません。それでも良いことをしましょう。自分自身が気持ち良く生きることにつながります。
3. それでもなお、成功しなさい。
成功すると、自分にとって良くない人たちまでもが集まってくることがあります。それでも成功を目指しましょう。それが自己の成長につながります。
4. それでもなお、良いことをしなさい。
自分の行動は、他者に良く思われることだけに価値があるわけではありません。自分自身のために善行をするのです。
5. それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
正直さや率直さは、時には他者に利用されることもあるでしょう。しかし、無垢で素直な心が人を癒し、また信頼されるものです。
6. それでもなお、大きな考えを持ちなさい。
高い目標に向かって行動する人は、リスクを常に避ける人たちから攻撃されることもあるでしょう。それでも、高い志しを持って生きるのです。
7. それでもなお、弱者のために戦いなさい。
人は勝者の側につき、勝者の理論で考えがちなものです。しかし自分自身で事を考え、弱者のために行動することが大切です。
8. それでもなお、築きあげなさい。
努力し続け、その結果を残すことは大切でしょう。しかし、より人生に大切なことは、その努力した過程での学びなのです。
9. それでもなお、人を助けなさい。
人を助けるということは難しいものです。時には、警戒心から怒りを買うこともあるでしょう。それでも、だれかを助けようという心を持ち続けるのです。
10. それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
例え自分自身が痛手を被ったとしても、身近なだれかのために最善を尽くしましょう。その一歩が、世界のための善行につながります。
それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条