余命宣告を受け、『最期の旅行』に行った車いすの伯父 怖い男性2人に絡まれ…?
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
いまは亡き伯父のエピソードをTwitterに投稿したのは、漫画家のきよまろ(@sobomiyako98)さん。
脊髄(せきずい)を損傷し、車いすユーザーになった伯父には、ある目標がありました。それは、大好きなハワイにもう一度足を運ぶこと。
伯父は余命宣告を受けていたため、「最期の思い出作りに、もう一度ハワイに行きたい」といわれた時、きよまろさんら親族は悩んだといいます。
それから伯父は目標に向かって日々リハビリを重ね、2年後、ついに再びハワイを訪れることができました。
車いすの伯父が、ハワイ旅行で男性2人に絡まれ…?
ガラの悪そうな男性2人に声をかけられ、金銭の要求を恐れた伯父。しかし、男性たちが発した言葉は「お前は泳がないのか?」という問いかけでした。
男性2人に抱えられ、伯父はワイキキのビーチに入ることに。楽しい時間を過ごした後、男性2人はこういって笑顔で去って行きました。
「俺たちは、自分が同じ立場ならしてほしいことをしただけさ」
きよまろさんによると、日本に戻ってきた伯父は別人のようにいきいきとしていたとのこと。最期まで、病魔に襲われているとは思えないほど穏やかだったといいます。
人生の最期に大好きな場所を訪れ、伯父は優しさあふれる素敵な2人と出会いました。この旅は、空の上に行っても忘れられない思い出になったことでしょう。
見ず知らずの人に声をかけ、思いやる温かい心。伯父と男性2人のエピソードに多くの人が心打たれ、43万件以上の『いいね』やコメントが寄せられました。
漫画を読んだ人の「こういった思いやりのある人になりたい」「なんて素敵な話なんだろう」「この優しさが広まってほしい!」といった思いは、優しさの輪を広げていくのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]