「そんなクソサークル…」 近藤春菜が『東大女子お断り』に怒り 共感相次ぐ By - grape編集部 公開:2020-01-30 更新:2020-01-30 近藤春菜 Share Post LINE はてな コメント 東京大学(以下、東大)には、「東大女子は入会を認めない」とするサークルがあるといいます。 2020年1月26日、東大のサークル勧誘を指導する学生団体『2020年度東京大学教養学部オリエンテーション委員会』は新たな規則を発表。「差別行為を認めない」と明記しました。 昨年度以前のテント列やサークルオリエンテーションにおいて、毎年のように、本学の女子新入生が性別を理由に入会を断られるといった事例が報告されています。 正当な基準なく特定の大学を対象に性別のみに基づいて入会を規制することは、純然たる差別行為であり、新入生に不快な思いを与えます。 このような新入生の不利益になり得る行為は、新入生に対して選択肢が開かれた自由な団体選びを提供することを目指すオリエンテーション委員会として、看過できるものではありません。 よって、2020年度オリエンテーション諸活動において上記のような差別行為を認めないこととしました。 2020年度東京大学教養学部オリエンテーション委員会 ーより引用 『東大女子お断り』の現状 同年1月30日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)は、東大内のサークルにおける性差別問題を特集。 東大に通う女子学生に取材をすると、次のような内情が明らかになりました。 ・東大にテニスサークルはたくさんあるが、東大女子が入れるテニスサークルは2つしかない。 ・サークルのチラシを男子には渡しても、女子には渡してくれない。 ・サークルのブースにいったら「東大女子お断り」と部屋から追い出された。 また、ある女子学生はサークル勧誘を受けた際に、東大女子であることを伝えると、舌打ちされたあげく「時間の無駄だった」といわれ傷ついたといいます。 東大の男子学生の本音 こうした現状について、東大の男子学生の中でもさまざまな意見が上がっています。 番組の取材に対し、「不純な動機でもあるので、同じ東大生として残念な気持ち」と答えた男子学生もいる一方で、こんな『本音』を語る学生もいました。 やっぱり東大の男性は女性に対して優位に立ちたいんじゃないですか。東大の女性は東大の男性に対して媚を売らないじゃないですか。同じ大学で対等なので。 東大女子が差別されてるとかいう話でもないと思っていて。 東大男子がキャピキャピした子と遊びたいという願望を叶えるに勝手にやっていることで、誰も差別はしていないと思いますよ。 スッキリ ーより引用 番組では『東大新聞』に掲載された、ジェンダー論が専門の瀬地山角・東大教授の見解を紹介。 教授はこうした性差別が起こる背景について、「東大は女子率が2割に満たないため、他大の女子との出会いと求める傾向がある。自分たちよりも学歴が低い女子を選ぼうという意識もある」と述べています。 近藤春菜のコメントに共感の声 番組コメンテーターの近藤春菜さんは、意見を求められると、次のように語りました。 東大側的には「差別ないようにしてね」というのはいいと思う。 ただ東大女子にいいたいのは、そんなクソなサークル入らなくていい。自分が楽しめる場所が(ほかに)あるから。 私は日本ではモテないです。ただ私、ナイジェリアに行ったらめちゃくちゃモテる。自分が輝ける場所って絶対あるし、受け入れてくれる場所が絶対ある。 東大女子だからって「時間の無駄だったわ」なんていうやつと一緒にサークル楽しめない。この先絶対。 スッキリ ーより引用 ネット上では近藤さんに共感する声や、『東大女子お断りサークル』への批判が続出しました。 ・春菜さんのいう通り。こんな人たちと付き合わなくていい。 ・東大女子のことも他大女子のこともバカにしてる。春菜さんの考えに大賛成。 ・「女が自分より頭がよかったら嫌だ」なんて、器が小さすぎ。 ・東大だけが叩かれるけど、ほかの大学でもよくあること。 「気持ちがある人なら絶対に乗り越えられるから。これを考えることのほうが時間の無駄」と東大女子を激励した近藤さん。 くだらない見栄や優越感のために、女子学生の心を傷付けるような風習は、早く淘汰されてほしいものですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 2020年度東京大学教養学部オリエンテーション委員会/スッキリ Share Post LINE はてな コメント
東京大学(以下、東大)には、「東大女子は入会を認めない」とするサークルがあるといいます。
2020年1月26日、東大のサークル勧誘を指導する学生団体『2020年度東京大学教養学部オリエンテーション委員会』は新たな規則を発表。「差別行為を認めない」と明記しました。
『東大女子お断り』の現状
同年1月30日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)は、東大内のサークルにおける性差別問題を特集。
東大に通う女子学生に取材をすると、次のような内情が明らかになりました。
・東大にテニスサークルはたくさんあるが、東大女子が入れるテニスサークルは2つしかない。
・サークルのチラシを男子には渡しても、女子には渡してくれない。
・サークルのブースにいったら「東大女子お断り」と部屋から追い出された。
また、ある女子学生はサークル勧誘を受けた際に、東大女子であることを伝えると、舌打ちされたあげく「時間の無駄だった」といわれ傷ついたといいます。
東大の男子学生の本音
こうした現状について、東大の男子学生の中でもさまざまな意見が上がっています。
番組の取材に対し、「不純な動機でもあるので、同じ東大生として残念な気持ち」と答えた男子学生もいる一方で、こんな『本音』を語る学生もいました。
番組では『東大新聞』に掲載された、ジェンダー論が専門の瀬地山角・東大教授の見解を紹介。
教授はこうした性差別が起こる背景について、「東大は女子率が2割に満たないため、他大の女子との出会いと求める傾向がある。自分たちよりも学歴が低い女子を選ぼうという意識もある」と述べています。
近藤春菜のコメントに共感の声
番組コメンテーターの近藤春菜さんは、意見を求められると、次のように語りました。
ネット上では近藤さんに共感する声や、『東大女子お断りサークル』への批判が続出しました。
・春菜さんのいう通り。こんな人たちと付き合わなくていい。
・東大女子のことも他大女子のこともバカにしてる。春菜さんの考えに大賛成。
・「女が自分より頭がよかったら嫌だ」なんて、器が小さすぎ。
・東大だけが叩かれるけど、ほかの大学でもよくあること。
「気持ちがある人なら絶対に乗り越えられるから。これを考えることのほうが時間の無駄」と東大女子を激励した近藤さん。
くだらない見栄や優越感のために、女子学生の心を傷付けるような風習は、早く淘汰されてほしいものですね。
[文・構成/grape編集部]