「そんなクソサークル…」 近藤春菜が『東大女子お断り』に怒り 共感相次ぐ
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東京大学(以下、東大)には、「東大女子は入会を認めない」とするサークルがあるといいます。
2020年1月26日、東大のサークル勧誘を指導する学生団体『2020年度東京大学教養学部オリエンテーション委員会』は新たな規則を発表。「差別行為を認めない」と明記しました。
『東大女子お断り』の現状
同年1月30日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)は、東大内のサークルにおける性差別問題を特集。
東大に通う女子学生に取材をすると、次のような内情が明らかになりました。
・東大にテニスサークルはたくさんあるが、東大女子が入れるテニスサークルは2つしかない。
・サークルのチラシを男子には渡しても、女子には渡してくれない。
・サークルのブースにいったら「東大女子お断り」と部屋から追い出された。
また、ある女子学生はサークル勧誘を受けた際に、東大女子であることを伝えると、舌打ちされたあげく「時間の無駄だった」といわれ傷ついたといいます。
東大の男子学生の本音
こうした現状について、東大の男子学生の中でもさまざまな意見が上がっています。
番組の取材に対し、「不純な動機でもあるので、同じ東大生として残念な気持ち」と答えた男子学生もいる一方で、こんな『本音』を語る学生もいました。
番組では『東大新聞』に掲載された、ジェンダー論が専門の瀬地山角・東大教授の見解を紹介。
教授はこうした性差別が起こる背景について、「東大は女子率が2割に満たないため、他大の女子との出会いと求める傾向がある。自分たちよりも学歴が低い女子を選ぼうという意識もある」と述べています。
近藤春菜のコメントに共感の声
番組コメンテーターの近藤春菜さんは、意見を求められると、次のように語りました。
ネット上では近藤さんに共感する声や、『東大女子お断りサークル』への批判が続出しました。
・春菜さんのいう通り。こんな人たちと付き合わなくていい。
・東大女子のことも他大女子のこともバカにしてる。春菜さんの考えに大賛成。
・「女が自分より頭がよかったら嫌だ」なんて、器が小さすぎ。
・東大だけが叩かれるけど、ほかの大学でもよくあること。
「気持ちがある人なら絶対に乗り越えられるから。これを考えることのほうが時間の無駄」と東大女子を激励した近藤さん。
くだらない見栄や優越感のために、女子学生の心を傷付けるような風習は、早く淘汰されてほしいものですね。
[文・構成/grape編集部]