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「世間とのイメージにギャップがある」 木村拓哉が医療現場からの手紙を代読

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2020年4月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行が続いており感染者数も増え続けています。

ジャニーズ事務所は、『Smile Up!Project』として所属するアイドルの動画をYouTubeで公開。医療従事者にエールを送るために歌を披露したり、除菌剤の作り方を紹介したりしています。

その中で木村拓哉さんは、自身が主演した2017年に放送されたドラマ日曜劇場『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)で医療の監修などを担当した医師と、最近の状況についてメールでやり取りした上で「世間とのイメージにギャップがある」と訴えました。

動画では、医師や看護師、医療事務の仕事に就く人からの手紙を読み上げています。

木村さんが読み上げた医師の手紙には、コロナウイルスの患者が第一優先になっていることがつづられていました。

現在新型コロナウイルスを発症された患者さんへの検討が第一優先事項となっており、そのほかの医療を受けるべき患者さん、例えば、がんの患者さんの治療などが後回しにされかねない状況となっています。

そのためにも何よりお願いさせていただきたいのは、とにかく不要な外出を避けていただくことです。

Johnny’s official ーより引用

医療現場ではコロナウイルスの患者を治療するため、がんなどの患者の治療が後回しにされかねない状況にあるといいます。

また、『医療従事者』と一括りにしても多くの職種があると指摘。

医療従事者は病院で働くことに覚悟と責任感を持って対応しています。

ただ、家族となると話はまた別です。

家族が感染しないかという不安。自身が出勤することへの家族の不安。自身と家族に対する世間の目からの不安。

様々な不安と闘いながら働いていることが実情です。

特に小さい子供を抱えている家では、近隣や保育園からも厳しい目を向けられることも多いと聞きます。

自身の覚悟と世間の目や不安との間でジレンマを抱えながらギリギリのところで業務にあたっております。

また、医療従事者といえば、どのような職種を思い浮かべるでしょうか。

医師、看護師、薬剤師などの患者さんの治療に携わる職種以外にも受付の事務や清掃、警備など医療に直接関与していない職種、病院で働くすべてのスタッフを指します。

今回の新型コロナウイルスは治療に関与しないスタッフも、同じようにリスクを負い、同じようなジレンマの中働いています。

世間では先の意見とは逆に、医療従事者の応援の声もいただいていると伺っています。

その中には本当に様々な職種が関わっており、ワンチームで立ち向かっていることをご確認いただければと思います。

Johnny’s official ーより引用

医師や看護師だけではない、直接治療には関与しないスタッフもコロナウイルスと闘っていることを伝えています。

また、子供のいる看護師からの手紙には、子供を学童で預かってくれる保育士、教員への感謝がつづってありました。

木村さんは「改めていろいろなことを考えるきっかけになった」とコメント。

動画を見た人たちからもたくさんの声が寄せられています。

・医療に直接関わっていない、清掃や受付の人もいるんだよね。医療従事者のイメージが変わった。

・1人でも多くの人にこの手紙が届いてほしい。

・現場の声を直接届けてくれてありがとうございます。

感染者数に気を取られがちですが、現場の声に耳を傾けることも大切です。

現場からの声が、木村さんを通してより多くの人に伝わったことでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
Smile Up ! Project 〜現場からの手紙〜 木村拓哉

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