病院の駐車場で車の上にたくさんの花束が? 理由に心が温かくなる
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
世界の多くの国でいまだに猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。フランスでは2020年10月30日から2度目の全国的なロックダウン措置がとられることになりました。
この措置によって、生活に不可欠でない店の営業は停止。
ミュリエル・マルセナックさんが経営する生花店もしばらく営業できなくなりました。
店にはすでに注文が入っていた大量の花束がありましたが、それらはキャンセルされてしまったのだそう。
そこでミュリエルさんはあることを思いつきます。
泣いていても仕方ない。だったらこの花で人々を笑顔にしてあげよう。
彼女は店に残っている花を捨てる代わりに、医療従事者たちにプレゼントすることにしたのです。
美しいサプライズギフトが医療従事者たちを笑顔にした
ミュリエルさんは家族と一緒に地元の病院へ行き、駐車場に停めてある病院関係者の車に花束を置いていきました。
海外メディア『The Connexion』によると、彼女たちは1日で400束もの花束を配ったそうです。
その翌日もミュリエルさんたちは400束の花束を持って、いくつもの病院を回りました。
彼女たちのこのサプライズはたちまちフランスで話題になり、称賛の声が上がっています。
その日の勤務を終えた後、車に置いてあるきれいな花束を見た医療従事者のみなさんはどんな気持ちになったことでしょう。
見知らぬ誰かに感謝されることがどれほどの喜びか…想像するだけで心が温かくなります。
ミュリエルさんは店に残っている花がなくなるまで、病院に花束を届けるつもりだということです。
人々の命を守るためとはいえ、ロックダウンで再び営業停止となった店の経営者や従業員は肩を落としているはずです。
しかしそんな時でも誰かのためにできることを考え、素早く行動に移したミュリエルさん。
このロックダウンが終わったら、きっとたくさんのお客さんが彼女の店にやってくることでしょう!
[文・構成/grape編集部]