飲食店へのイタズラに、あ然 「酷すぎる」「悔しくて泣いた」
公開: 更新:
バターは焼いた後?先? 正しい塗り方に「ゾッとした」朝食の定番である、バタートースト。バターの濃厚なコクが染み込んだトーストは、何度食べても飽きないおいしさですよね。 筆者も朝ごはんは毎日といっていいほど、バタートーストを食べています。 そんなバタートーストですが、焼く前...
餅を食べる前に… 消防本部の呼びかけに「盲点でした」「気を付けます」山形県新庄市にある最上広域市町村圏事務組合消防本部(以下、消防本部)のInstagramアカウントは、『餅の食べ方』について、注意を呼び掛けしました。
- 出典
- 産経ニュース
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響により、苦しい状況にある、外食産業や観光業。
政府は苦境にあえぐこれらの業種のため『Go To イート』や『Go To トラベル』など、さまざまな施策を打ち出してきました。
そんな中、一部では『Go To イート』を悪用したイタズラが起こっているようです。
ウソの予約をするイタズラ?酷い内容にあ然…
ある飲食店に『Go To イート』を利用し、10名の貸し切り予約が入っていました。
しかし、来店時間になっても予約した客は訪れなかったといいます。
ただ、予約客は来店しなかったものの、店の前でニヤニヤと笑う男性がいました。
※写真はイメージ
不審に思った店主は、男性のことを気にしながら、予約客に電話。すると、電話をかけた瞬間に、その男性は立ち去ったそうです。
ますます不審に感じた店主は、電話をかけながらこの男性の後を追いました。
予約客に電話をすると…
予約客が電話に出たので、「ご予約の時間を過ぎているのですが」と尋ねると、電話の相手は「予約なんてしていませんが」と、とぼけたといいます。
「ご予約をいただいた電話番号にかけているので間違いないのですが」と店主がいっても、男性は「いや、予約してないっていってるじゃないですか」と繰り返したそうです。
ここで店主は、電話に出るタイミングや、会話の内容などから、不審な男性と予約客が同一人物だと確信。
そこで、不審な男性に直接声をかけ問いただすと、男性は「イタズラでウソの予約をした」と白状したのでした。
※写真はイメージ
男性は、いたずらについてこのように話したそうです。
『Go To イート』を利用して、ウソの貸し切り予約をするというゲームが流行っている。
俺たちも、ウソの予約をして、本当に店側が客席を設けて待っているのかを確かめるゲームをやった。
これを聞いた店主は絶句。
しかしその後、男性が「本当にすみませんでした」と謝罪したので、その言葉を信じ、今回は警察に届け出なかったそうです。
イタズラの真相に、「酷すぎる」「本当に悲しい」の声
この話を聞いた、店主の友人は、イタズラの経緯をまとめてTwitterに投稿。
投稿者さん自身も飲食店で働いており、このようなイタズラは、複数の店で起こっているとのことです。
この一連の騒動について、投稿者さんは「本当に悲しい」と思いをつづりました。
本当に悲しいです。
『Go Toイート』の施策自体はありがたいものだし、1組1名の来客でもありがたい。
もし、こんなイタズラでストレスを発散しようとしている人がいるなら、どうか考え直してほしいです。
この投稿に、「酷すぎる」「なんでそんなことを…」といった声が上がっています。
・酷すぎる。悔しくて涙が出ました。ただでさえ苦しい状況なのにどうしてそんなことをして「楽しい」「面白い」と思えるのか、理解できません。
・悲しいです。私も飲食店を経営していますが、予約がキャンセルになるだけでもつらいのに、イタズラだと分かったら怒りを抑えられないと思います。
・これは許せない。こんなことをゲームとして行えるなんてどうかしている!
イタズラで、飲食店にウソの予約をすることは犯罪です。
産経ニュースによると、過去には飲食店に予約したものの無断でキャンセルした人が偽計業務妨害容疑で逮捕されています。
最後に投稿者さんは、飲食店の店員として想いを語ってくれました。
コロナウイルスの状況下で、ありとあらゆるサービス業に従事する人の『当たり前の生活』が失われました。
その中で飲食や、観光に目を向けてくれた政府の、さまざまな施策に助けられた人、楽しみが増えた人はたくさんいるはずです。
このような、悲しいことが連鎖しないよう、飲食店側、予約サイト側、政府が手を取り改善し、すべての消費者が気持ちよく『食』を楽しめるようになっていけたらと心から思います。
さまざまな業種の人が、コロナウイルスの影響により苦しい状況に陥っています。
そんな中、起きている心ないイタズラ。
苦しい状況に陥っている時だからこそ、助け合おうという優しい気持ちを持ちたいものですね。
※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご希望により匿名にしております。
[文・構成/grape編集部]