入院した飼い主を毎日、病院の前で待ち続けた犬 6日後、幸せな結末に
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
世界的に有名になった忠犬ハチ公。飼い主が亡くなった後も駅で待ち続けたハチは、今や忠誠心のある犬の代名詞のようになっています。
そんなハチのような健気な犬がトルコで目撃されました。
2021年1月14日、ジェマル・シェンテュルクさんは自宅から救急車で病院へ搬送されました。
その時、ジェマルさんの愛犬のボンジュクが彼の乗った救急車を追いかけてきたのです。
ジェマルさんを心配したボンジュクは病院の入口で彼が出てくるのを待っていました。
しかしジェマルさんはそのまま入院することになったため、彼の家族がボンジュクを家に連れて帰りました。
毎日、家を抜け出して病院へ
海外メディア『CNN』によると、翌朝ボンジュクは家を抜け出して病院へ直行。
そして夜になるまでずっと病院の入口でジェマルさんが出てくるのを待っていたのです。
再び家族がやってきてボンジュクを連れて帰りますが、次の朝には彼女はまた病院へ戻ってしまいます。
それが毎日続き、ボンジュクは朝から夜まで病院の入口でジェマルさんを待ち続けました。
こうしてジェマルさんが入院してから6日目、ついに彼が退院する日がやってきます。
やっと再会できたジェマルさんとボンジュクの感動の瞬間がこちらです。
このボンジュクの話は数々のメディアで紹介され、「もう1匹のハチ公だ」「美しい話」などの声が上がっています。
毎朝病院にやってくるボンジュクの存在は、すぐに病院のスタッフたちに知られるようになりました。
そんな健気な犬を見たスタッフたちは決して彼女のことを追い出さず、食べものをあげるなどして、かわいがっていたそうです。
入院中のジェマルさんもボンジュクがいることを知っており、彼女を安心させるために病室の窓からボンジュクに手を振っていたといいます。
6日ぶりに大好きなジェマルさんに会えたボンジュクが喜びを爆発させる姿は、見ていて胸が熱くなりますね。
[文・構成/grape編集部]