川に落ちた車に閉じ込められた女性を見知らぬ男性が救出 その30秒後…?
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
『九死に一生を得る』という言葉がありますが、まさにそのような体験をした女性がいます。
アメリカ・ケンタッキー州で暮らすマーセデス・ボッグスさんはこの日、走り慣れた道路を運転していました。
道路には雪が積もっていましたが、彼女は特に緊張することもなく、何度も通っている橋を渡ろうとします。
すると車がスリップして土手を乗り越えて横転し、凍った川に落ちてしまったのです。
「車から出られない!」女性を救ったのは…
海外メディア『KIRO 7』によると、マーセデスさんは車が横転した時に頭を打って気を失ったのだそう。それから少しして彼女は冷たさを感じて目を覚まします。
実はその時、割れたフロントガラスから車内に水が入り込んでいたのです。
マーセデスさんはパニックに陥り、自力で車から出ることができませんでした。
「もうだめだ」と思った瞬間、彼女の頭に残された家族のことが浮かんだといいます。
するとその直後、目の前に1人の男性の姿が。その男性がマーセデスさんを車から引っ張り出してくれたのです。
そして2人が土手を登り切った時、突然彼女の車が激しく炎上し始めたのだとか。あと30秒遅かったら、彼女はその車内に取り残されていたということです。
幸いマーセデスさんは軽いケガで済みました。しかし彼女は助けてくれた男性の名前や連絡先を聞けなかったのだとか。
命の恩人にどうしても会ってお礼がいいたい彼女は、その男性に伝わることを願ってこの出来事をFacebookに投稿しました。
すると後日、男性に連絡を取ることができたのです。
彼女を救出したのは事故現場の近くにある炭鉱で働くジョン・バークさん。
ジョンさんは事故の日の夜、マーセデスさんの健康状態が気になって一晩中眠れなかったのだそう。そのため彼女から連絡をもらえて安心していたといいます。
マーセデスさんは投稿で、自分が今生きていることにどれほど感謝しているかをつづっています。
後日、マーセデスさんは事故に遭った車の写真を公開しました。
運転席は激しく燃えた跡があり、ここに座っていたら…と考えるとぞっとします。
マーセデスさんの投稿には彼女の無事を喜ぶ声と、ジョンさんを称賛するコメントが寄せられています。
交通事故だけでなく、災害など予期せぬ事態で命の危機に瀕することは誰にでも起こり得ます。
今日を生きていることを当たり前と思わず、周りの人たちへの感謝の気持ちを持って毎日を大切に過ごしたいですね。
[文・構成/grape編集部]