アクセルとブレーキの踏み間違いは、こうして起こる 事故動画に「生々しい」「誰でも可能性ある」の声
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近年たびたび、ニュースになっている、高齢者によるアクセルとブレーキの『踏み間違い事故』。
時には、運転手や巻き込まれた人が亡くなってしまう、重大な事故もあり、社会的な問題になっています。
北海道警察が公開した、踏み間違い事故の映像
北海道警察はYouTubeチャンネルで、実際に発生した事故のドライブレコーダー映像を公開。
アクセルとブレーキの踏み間違いをした時の状況を、ドライバーの目線で体感することができ、恐怖が伝わります。
踏み間違えた瞬間、パニックに陥り、ペダルから足を離すことができないドライバー。
そのまま車は加速し、建物の柱にぶつかって止まりました。
もし、この制御を失った車に人がぶつかっていたら…想像するだけで恐ろしいですね。
ネット上では動画に「怖すぎる!どういうわけか、足を離さず踏み込んじゃうんだよね」「運転手がパニックになっているのが生々しい」「誰もがこうなる可能性を秘めているのが、怖ろしいです」などの声が寄せられていました。
踏み間違い事故を起こすのは、高齢者だけではない
警視庁が公開した調査結果によると、アクセルとブレーキの踏み間違い事故は、70歳以上が3割弱とほかの年代に比べて多い傾向にあり、また死亡重傷事故では60歳以上が7割を超えています。
しかし、踏み間違い事故自体は、50歳以下の年齢でも発生しており、年齢問わず起こりうることです。
踏み間違い事故を防ぐために、できること
踏み間違いを起こさないためには、運転に適した靴を履くことや、運転操作に無理のないシートポジションにし、正しい姿勢を取ること、運転席のフロアマットのサイズを合わせて、しっかり固定することなどが重要です。
また、ドライバーのちょっとした不注意や焦りが操作ミスにつながります。駐車場など慌てやすい場所では、特に安全確認を徹底しましょう。
近年は『衝突被害軽減ブレーキ』や『ペダル踏み間違い時加速抑制装置』など、さまざまな先進安全技術を搭載した車が開発されています。
車を新たに購入する際は、こうした『安全運転サポートカー』を積極的に活用することも大切ですね。
[文・構成/grape編集部]