保護施設で『犬への読み聞かせ会』…子どもたちの愛が、犬たちの傷を癒す
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
アメリカのミズーリ州にある、動物保護施設『ミズーリ動物愛護協会』
ここには人を怖がり、心に傷を負ってしまった数多くの犬が暮らしています。
この子たちに、人は決して怖くないと教えてあげたい…。
そう思った施設の方たちは、2015年のクリスマスにとある企画を行いました。
子どもたちが開催する『絵本の読み聞かせ会』
『バディー・リーディング・プログラム』と呼ばれるこのプロジェクト。
なんと、集まった子どもたちが犬に絵本の読み聞かせをするのです!
子どもが本を読み始めると、犬たちは驚くほど大人しくなり耳を傾け始めました!その様子に、施設の人たちは驚いたそうです。
プロデューサーである、ジョー・クレパキーさんはこうコメントしています。
私は怖がりな犬たちを、無理やり人と触れ合わせたくありませんでした。
少しずつ信頼感を生み出すようにしたかったのです。
その後も犬たちは、怖がることなく子どもたちのそばにいたそうです。たとえ言葉が通じなくても、優しい気持ちが犬たちに通じたのかもしれませんね。
さらに、このプロジェクトは犬だけではなく、子どもたちにもいい影響が出るのだとか。
絵本を読み聞かせすることによって音読の練習ができるうえ、動物の感情を理解する情操教育にも繋がるのです。
大成功を収めたこの企画は、毎月行われるようになりました。今では、参加希望者が後を絶たないそうです。
子どもたちは絵本の読み聞かせをするため、施設を訪れ続けています。この企画を通して、犬たちの心の傷が癒えるとともに、子どもたちが優しい子に育つといいですね。