結婚式の写真撮影中に交通事故が発生 すると新郎新婦とゲストたちは…
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なぜ彼は繁華街を全力疾走したのか? “スピードスター”と呼ばれた警察官の誇りかつて警察官として勤務していた筆者。 さまざまな『相棒』たちと、数々の危ない現場をくぐり抜けてきました。 本記事では、筆者がさまざまな人とタッグを組んできた中で、ちょっと変わった相棒を紹介します。 繁華街交番の知られざる...

暴れる酔っ払いをパトカーで連行 車内の珍事件に「笑うの我慢した」「地獄の時間」かつて警察官として勤務していた筆者。当時は、年齢も性格もまったく違う『相棒たち』と、数々の現場を一緒に乗り越えてきました。 厳しい職務の中でも、思わず笑ってしまうような瞬間があるのが、この仕事の面白いところの1つです。 ...






アメリカ・フロリダ州マリオン郡で、あるカップルの結婚式が行われました。
新婦のテイラー・ラファティさんと新郎のクリスさんは同じ職場で働いているため、式には多くの同僚が出席しました。
新郎新婦の目の前で交通事故が発生!
新郎新婦とゲストたちが外で写真撮影をしていた時、和やかな空気が一変します。
なんと彼らの目の前で男性が車にはねられてしまったのです。
このような場合、たいていの人は警察や救急車を呼ぼうとするでしょう。しかし、テイラーさんたちは違いました。
彼女たちはすぐさま、ケガをした男性を救護し、現場の交通整理を始めます。
実はテイラーさんとクリスさんはともに警察官で、結婚式に出席していたゲストの多くも同僚の警察官だったのです。
マリオン郡警察のFacebookには事故現場の目の前で、ウエディングドレスの裾を持ち上げて交通整理をするテイラーさんの姿が写っています。
この投稿には多くの祝福と感謝の声が寄せられています。
・警察官の鑑ですね。末永くお幸せに!
・なんてかっこいい人たちだ。ありがとう。そして結婚おめでとう!
・この素晴らしい出来事は長く語り継がれるでしょうね。
幸い事故に遭った男性のケガは深刻なものではありませんでした。
そして男性が救急車で搬送された後、テイラーさんたちは何事もなかったかのように結婚式を再開したそうです。
結婚式という大事なイベントの最中でありながら、ドレスやスーツが汚れることも気にせずに事故現場で職務をまっとうした新郎新婦とゲストたち。
非番であっても何か起きれば市民のために働いてくれる警察官たちに、心から敬意を表したいですね。
[文・構成/grape編集部]