「爆発するかもしれません」 カセットコンロの注意点をメーカーに聞いた【4つのNG行動】
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画像提供:岩谷産業株式会社

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- 岩谷産業株式会社






家庭や飲食店でよく使われる、カセットコンロ。火が出る器具のため、安全に使わなければなりません。
カセットコンロの『安全な使い方・NGな使い方』について、カセットコンロ・ボンベで有名な岩谷産業株式会社(以下、岩谷産業)に取材しました。
カセットコンロを安全に使う方法
岩谷産業に「カセットコンロを安全に使う方法は?」と聞いたところ、以下のように回答がありました。
カセットコンロを安全に使用するためには、器具(コンロ)だけでなく、燃料である『カセットボンベ』が適切な状態にあることが不可欠です。
双方が適切に管理されて初めて安全が確保されます。
具体的には、以下の『経年劣化の確認』と『正しい装着』の2点に留意してほしいといいます。
1.器具と燃料の『経年劣化』への注意
コンロとボンベには使用期限の目安があります。
カセットこんろ: 製造から『約10年』を目安に買い替えを推奨。
カセットボンベ: 製造から『約7年』を使用期限の目安とする。
※製造年月の確認方法:岩谷産業株式会社のウェブサイト
外観に異常がなくとも、ガス漏れ防止用のパッキンなどの内部部品が劣化している可能性があります。
また、サビが発生しているボンベは、7年以内であってもガス漏れのリスクがあるため、使用は厳禁です。
ボンベは40℃以下の直射日光の当たらない湿度の低いところでキャップをして保管してください。
2.使用時における順守事項
1.確実な装着確認
ボンベ装着時は、コンロ側の『容器受けガイド』とボンベの『切り込み』を確実に合わせてください。
装着位置がずれているとガス漏れの原因となります。装着後、目視にて隙間がないことを確認してください。
2.十分な換気を行う
屋内使用時は、換気扇の稼働や窓の開放などにより、必ず換気を実施してください。
3.水平な場所での使用
転倒や異常燃焼を防ぐため、ガタつきのない水平な場所で使用してください。
画像提供:岩谷産業株式会社
カセットコンロ『このような使い方』はNG
次に、カセットコンロのNGな使い方についても聞きました。
ボンベが過熱され、内圧上昇による破裂・爆発事故を招く恐れがある『熱がこもる使用方法』は絶対におやめください。
主な禁止事項は以下のとおりです。
1.ボンベカバーを覆うような大きな調理器具の使用
ボンベカバー(ボンベが入る部分)までを覆うような大型の鉄板や鍋を使用すると、輻射熱(ふくしゃねつ)によりボンベが過熱される危険性があります。必ず取扱説明書に記載している、使用できる鍋の大きさをご確認ください。
2.カセットコンロの『2台並列』使用
大きな鉄板などを加熱するために、コンロを2台以上並べて使用することは、熱の逃げ場がなくなり極めて危険なため、禁止としています。
3.他熱源の付近での使用・保管
ストーブの至近距離やIHクッキングヒーターの上など、高温になる可能性がある場所での使用・保管は避けてください。
IHヒーターに係る使用での事故が近年多発しています。
4.テント内や車内等の狭小空間での使用
一酸化炭素中毒や酸欠事故の危険性が高いため、屋内用・屋外用を問わず、密閉空間での使用は厳禁です。
カセットコンロは便利アイテム
画像提供:岩谷産業株式会社
最後に、岩谷産業からこのようなメッセージをもらいました。
カセットコンロの最大の特長は『日常の食事』と『非常時の備え』を1台で両立できる点にあり、具体的には下記が挙げられます。
1.場所を選ばない『食の自由度』
電気コードやガスホースがないため、屋内・屋外を問わずあらゆる場所で温かい食事を提供可能です。
鍋料理に限らず、多様な調理に対応し、食卓の可能性を広げます。
2.防災用品としての『ローリングストック』の実践
電気・都市ガスといったライフラインが途絶した災害時においても、熱源を確保できる点は大きな強みです。
日常的に使用しながらボンベを消費し、減った分を買い足す『ローリングストック』を実践することで、災害時に『使い慣れた器具』で温かい食事をとることができ、精神的な落ち着きにも寄与します。
3.デザインと機能の進化
近年では、収納性に優れた薄型モデルや、耐風性能を高めたアウトドア対応モデル、高級感を追求したモデルなど、ライフスタイルに合わせた製品展開を行っております。
防災備蓄として保管するだけでなく、インテリアや日常の道具として活用いただくことを推奨いたします。
岩谷産業からのアドバイスを参考に、便利なカセットコンロを安全に使うようにしてください。
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]