妻「あ!佐川急便から不在メールが来てる」 続く行動に、夫が『鋭いひと言』
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行政「絶対に食べないで」 5月から増える注意喚起に「知らなかった」「家族に伝える!」毎年5月頃から被害が増加。行政や自治体が注意を呼び掛けています。

行政が『トングや箸』に注意を呼びかけ 内容に「盲点だった」「もっと広まって」過ごしやすい季節で、する人が増えるのがバーベキュー。青空の下、家族や友人とバーベキューグリルを囲んで食べる食事は、非日常感があって楽しいですよね。 しかし、生肉を扱うバーベキューだからこその注意点もあります。
もはや日常生活に欠かせない携帯電話やスマートフォン(以下、スマホ)。
多くの人が知人や家族、友人とメールなどの手段で連絡を取り合うようになり、便利さを実感していることでしょう。
しかし、そんな便利さを利用して、詐欺の手段に悪用しようとたくらむ人もいます。
佐川急便を装った『迷惑メール』
とある夫婦が、自宅でのんびりと過ごしていた時のこと。妻のスマホに、1件のショートメールが届きました。
ショートメールとは、電話番号を利用して送ることのできる短いメッセージサービスのことです。
妻の元に届いたのは、「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが…」という一文から始まる、次のようなメッセージ。
数日前にネット通販で商品を頼んでいた妻。佐川急便からだと思い、メールに記載されているアドレスを押そうとした瞬間…近くにいた夫から、鋭い静止の声が上がりました。
「待って!それ、詐欺じゃない?」
※写真はイメージ
あやうくアドレスのリンク先をクリックしかけた妻は、夫のひと言で踏みとどまります。
続けて夫は「最近、宅配便事業者を装ったメールでの詐欺が増えてるらしい」と語りました。
確かに、ずっと自宅にいたというのに「不在でした」というメッセージが宅配業者から送られてくるのは奇妙です。
不安に感じた妻が、佐川急便のウェブサイトを確認すると…。そこには次のような注意喚起がつづられていたのです。
ちなみに、同業社である『クロネコヤマト』の愛称でおなじみのヤマト運輸も、同じような迷惑メールが横行していることを明かし、注意をうながしています。
ヤマト運輸も、佐川急便と同様に「ショートメールによる不在連絡やお届け予定のお知らせは行っていない」とのことです。
夫が「ショートメールによる宅配の知らせは詐欺」という知識を得ていたおかげで、すんでのところで危険を回避できた妻。
1人で自宅にいたとしたら、大変な詐欺の被害にあっていた可能性もあるでしょう。
疑わしい連絡に対しては、一度立ち止まって情報を調べ、冷静に対処する必要がありますね。
ちなみに、夫婦でこんなやり取りがあったひと月後にも、妻のスマホにはこんなメールが届いたといいます。
妻は再び送られてきたメッセージをいちべつし、こうつぶやいたのでした。
「絶対押しませんから!」
[文・構成/grape編集部]