海に行く前に知っておきたい 海上保安庁が教える、正しい知識
公開: 更新:
セブン-イレブンが『カスハラ対策』を実施 店員の名札を… 「いい判断」「もっと浸透して」『客』という立場を利用し、従業員に横柄な態度をとったり理不尽な要求をしたりするケースが後を絶ちません。 そういった行為は『カスタマーハラスメント(通称:カスハラ)』といわれ、接客業を中心にさまざまな職種で問題になっていま...
『アコム』の新CMにさまざまな意見 「シンプルに嫌すぎる」「別にアリだろ」2024年9月12日から、消費者金融業を営むアコム株式会社は、新CM『Acom Stories #01「妹の結婚式」篇』を放映開始しました。YouTubeに公開されたCMは、同年10月現在、1000万回再生を超え、大きな注目を集めています。
- 出典
- 海上保安庁
海に行く機会が増える、夏。
海での遊泳は楽しいですが、一方で、毎年多くの水難事故が発生していることを忘れてはいけません。
海上保安庁は、ウェブサイト『ウォーターセーフティガイド』で、水難事故を防止するために必要な知識を公開。「非日常を楽しむ、そこに潜む危険を知ってほしい」と呼びかけています。
海上保安庁が『海に潜む危険』を警告
海上保安庁は、事前に知っておくべき『海の知識』として、地形、波や潮の流れの変化をあげています。
天候や時間によって、変化し続ける、波と潮の流れ。
また、海水浴場の天候が穏やかだったり、天気予報で危険であると伝えられていなかったりしても、遠地が荒天であった場合、海は荒れる可能性があるのです。
海上保安庁が公開した『海の知識』の中から、危険とされる波と潮の流れを2つ紹介します。
『土用波』と『離岸流』に注意しよう
夏の土用の時期にくる大きな波であることから、名前が付けられた、『土用波(どようなみ)』。
遠地の台風に伴って発生した波が、『うねり』となって日本の沿岸部まで到達することをいいます。
『うねり』が重なると、天気予報で伝えられた波の高さよりも、はるかに高い波になる可能性があるので、現地だけでなく、遠方の天気も注意深く確認しておくとよいでしょう。
また、『離岸流(りがんりゅう)』と呼ばれる、沖に向かって発生する強い潮の流れにも注意が必要です。
一度、流れに巻き込まれると、気が付かないうちに沖まで流されるなど、身に危険が及ぶ場合があります。
沖に流された場合、例え水泳のアスリートであっても、流れに逆らって泳ぐのは困難です。落ち着いて海岸と平行に泳いで離岸流から脱出しましょう。
※写真はイメージ
暑い夏にぴったりのレジャーである海水浴。しかし、大きなケガや、命にかかわる危険と隣り合わせでもあります。
海水浴を安全に楽しむためにも、危険があることを忘れず、しっかりとした準備を心がけたいですね!
[文・構成/grape編集部]