シラスのパックに『有毒魚』が混入 神奈川県の発表に「気付かす食べてしまいそう」
公開: 更新:
ポツンと置かれた数枚の『紙袋』 その使い道に…「これは天才」「めちゃくちゃありがたい」新年が明けた同月上旬、東京都武蔵野市にあるショッピングモール『コピス吉祥寺』を訪れた、よしだけいすけ(@ruiji_31)。 施設内で見つけた『あるサービス』を発見し、Xに投稿すると、12万件以上の『いいね』が寄せられ、多くの注目を集めました。
消防局「法律で禁止されています」 注意喚起に「気を付けます」もしも、火災が発生した場合、頼みの綱となるのが、消防局です。消火する際には、消火栓や防火水槽の水が使用されるのですが、普段、どこにあるか意識していますか。
- 出典
- 神奈川県ホームページ
カタクチイワシや、マイワシの稚魚であるシラス。
おいしいだけでなく、手軽にカルシウムなどの栄養を摂れるとあって、家庭によってご飯にのせたり、料理に添えたりして食べているようです。
シラスのパック内を確認すると、まれに別の魚の稚魚や、小さいイカやタコなどが混入していることも。
以前は『ちりめんモンスター』と呼ばれ、人々に親しまれていましたが、昨今では漁業者や製造業者の努力もあって、あまり見られなくなりました。
混入の減少をさびしく思う人もいますが、余計なものは排除したほうが安全といえるかもしれません。
『生食用釜揚げしらす』に有毒魚が混入
2023年5月12日に神奈川県は、三浦市内のスーパーマーケットで売られていた、台湾が原産国の『生食用釜揚げしらす』に、サバフグの仲間が混入していたことを発表しました。
販売店では同日、当該ロット品を自主回収するとともに、その旨を店頭で告知しています。
なお、販売を開始した同月9日から12日の間に、鎌倉保健福祉事務所三崎センターおよび販売店に健康被害の届出はないとのこと。
神奈川県はウェブサイトで、県民と営業者に向けて次のように呼びかけています。
神奈川県の発表から、SNSではフグの混入について話題に。
フグのサイズから、深刻な事態ととらえている人は少数なものの、混入について改めて考える機会となっているようです。
【ネットの声】
・『ちりめんモンスター』を楽しんで食べていた世代なので、気にせずパクッといってしまいそう。
・このサイズでどれほど人体に危険なのかは分からないけど、有毒魚が入っているのは気持ち的に嫌だなぁ。
・素人には魚の見分けができないから、事前に余計なものは除いてくれると助かる。
・食品衛生法上、どんなに小さなフグでも有毒部位を含めた丸ごとの流通はNGなんだろうな。
シラスに混ざる、ほかの生き物たちが排除されると、小さな命が無駄になるように思えて、嫌な人もいるかもしれません。
しかし、混入を除く選択は、人々の健康や命を守るためなのです。
シラスを購入した時はもちろん、ほかの食材を買った時も、混入しているものがないかをチェックしたいですね。
[文・構成/grape編集部]