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シラスのパックに『有毒魚』が混入 神奈川県の発表に「気付かす食べてしまいそう」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

カタクチイワシや、マイワシの稚魚であるシラス。

おいしいだけでなく、手軽にカルシウムなどの栄養を摂れるとあって、家庭によってご飯にのせたり、料理に添えたりして食べているようです。

シラスのパック内を確認すると、まれに別の魚の稚魚や、小さいイカやタコなどが混入していることも。

以前は『ちりめんモンスター』と呼ばれ、人々に親しまれていましたが、昨今では漁業者や製造業者の努力もあって、あまり見られなくなりました。

混入の減少をさびしく思う人もいますが、余計なものは排除したほうが安全といえるかもしれません。

『生食用釜揚げしらす』に有毒魚が混入

2023年5月12日に神奈川県は、三浦市内のスーパーマーケットで売られていた、台湾が原産国の『生食用釜揚げしらす』に、サバフグの仲間が混入していたことを発表しました。

販売店では同日、当該ロット品を自主回収するとともに、その旨を店頭で告知しています。

なお、販売を開始した同月9日から12日の間に、鎌倉保健福祉事務所三崎センターおよび販売店に健康被害の届出はないとのこと。

神奈川県はウェブサイトで、県民と営業者に向けて次のように呼びかけています。

【県民の皆様へ】
購入した魚介類等に違う種類のものが混入していた場合は、食べずに、販売店又は最寄りの保健福祉事務所等にご相談ください。

【営業者の皆様へ】
魚介類やその加工品を小分けして販売する際は、ふぐなどの有毒魚が混入しないよう、確実に選別をしてください。

神奈川県ホームページ ーより引用

神奈川県の発表から、SNSではフグの混入について話題に。

フグのサイズから、深刻な事態ととらえている人は少数なものの、混入について改めて考える機会となっているようです。

【ネットの声】

・『ちりめんモンスター』を楽しんで食べていた世代なので、気にせずパクッといってしまいそう。

・このサイズでどれほど人体に危険なのかは分からないけど、有毒魚が入っているのは気持ち的に嫌だなぁ。

・素人には魚の見分けができないから、事前に余計なものは除いてくれると助かる。

・食品衛生法上、どんなに小さなフグでも有毒部位を含めた丸ごとの流通はNGなんだろうな。

シラスに混ざる、ほかの生き物たちが排除されると、小さな命が無駄になるように思えて、嫌な人もいるかもしれません。

しかし、混入を除く選択は、人々の健康や命を守るためなのです。

シラスを購入した時はもちろん、ほかの食材を買った時も、混入しているものがないかをチェックしたいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
神奈川県ホームページ

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