「実はこれで十分です」 お風呂の排水口掃除、プロが使うアイテムは?
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画像提供:山根桂子

整理のプロがやってる玄関収納とは? 内容に「助かる」「真似したい」靴箱は汚れや臭いが気になるものです。しかし、いちいち靴をどかして掃除するのが面倒で、清潔さを保つのはなかなか難しいですよね。本記事では、誰でも手軽に取り入れられる玄関収納の工夫を3つ紹介します。

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1日の疲れを癒やす、至福のバスタイム。
温かいお湯に浸かってホッと一息…と思いきや、どこからともなく漂ってくる、あの『ツン』とした嫌なニオイ。
「毎日ちゃんとお掃除しているはずなのに、どうして?」
「奥まで届く専用ブラシや、強力な洗剤を使わないとダメなのかな…」
そんな風に、お風呂場の排水口トラブルに頭を悩ませている人は多いのではないでしょうか。
実は、ニオイの元を断つために必要なのは、特別な道具でも強い薬品でもありません。
空気環境整備・消臭のプロである、株式会社グリーン・エナジーの山根桂子さんに、家にあるものだけでできる『排水口の消臭・予防テクニック』を教えてもらいました。
プロが教える、お風呂・排水口の『清潔3大原則』
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山根さんによると、排水口をきれいに保ち、ニオイを発生させないためには、以下の3つの条件を意識することが大切だといいます。
1.汚れをためない。
2.湿度を下げる。
3.温度を下げる。
排水口の中は、私たちの皮脂や石鹸カス、シャンプーの残りなどが混ざり合った、雑菌にとっての『ごちそう』がいっぱいです。
特に冬場は、油分である皮脂汚れが冷えて固まりやすく、放っておくと頑固なヌメリや悪臭の原因になってしまいます。
意外!『台所用洗剤』が救世主に
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排水口専用の洗剤を常備している家庭は多いですが、山根さんがおすすめするのは、なんと『台所用洗剤(食器洗い用)』です。
お風呂用の洗剤もいいですが、台所用洗剤を使って、スポンジやブラシで優しく洗うだけで、十分きれいになります。
実は多くのご家庭で『石鹸の使いすぎ』が起きており、石鹸カス自体が汚れとなって、ヌメリを招いてしまうのです。
粘性のある台所洗剤は薄めても洗浄力があります。粘性がなくなる程度(6〜10倍が目安)に薄めると、泡切れが早くすすぎが短くなるのでおすすめです。
台所用洗剤ならどのご家庭にもありますし、わざわざ専用洗剤を買い足す手間も省けるので、心のハードルもグッと下がりますよね。
仕上げは『長めのすすぎ』で水を入れ替える
そして、山根さんが教えるもっとも重要なポイントが、掃除の後の『すすぎ』です。
画像提供:山根桂子
排水口には、下水からのニオイや虫の侵入を防ぐために水が溜まっています(封水)。
表面だけをきれいにしても、この中の水が汚れたままだとニオイは消えません。
お掃除の最後には、いつもより少し長めに、30秒から1分ほど水を流しっぱなしにしてください。
中の水を新鮮な水に入れ替えるイメージです。
お風呂上がりに、壁や床を流すついでに排水口へもしっかり水を送り込む。
この一手間で、ニオイの発生率は劇的に変わるそうです。
『ついで』の習慣が、心地よい空間を作る
画像提供:山根桂子
排水口の掃除は、ついつい後回しにしてしまいがちな場所です。
でも、ドロドロになってから重い腰を上げるよりも、日々の『ついで』のケアを習慣にするほうが、ずっとラクで清潔です。
薄めた台所用洗剤でサッと洗い、新鮮な水で満たしてあげる。
今日からできるこのシンプルな習慣で、イヤなニオイにさよならして、心からリラックスできるバスタイムを取り戻してみませんか。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grape編集部]
監修・取材協力 山根桂子
消臭工事専門会社の株式会社グリーン・エナジー 社員。
シックハウス・化学物質過敏で、ひどい時は体調を崩すほど【ニオイ】に敏感。ニオイに敏感な特性をいかして、ちょっとした工夫で安心して暮らせる生活環境づくりにこだわっている。
HP⇒株式会社グリーン・エナジー