lifehack

雨で濡れた服、乾かせば大丈夫と思ってない? 洗濯研究家が教える「正解の対処法」

By - 平島利恵  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

『豪雨 慌てて洗濯物を取り込む主婦』の写真

※写真はイメージ

平島利恵

洗濯研究家であり、株式会社Heulie(ユーリエ)の代表取締役。フルタイムで働く4児のママ社長。 洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。 自社ブランドの人気の洗濯洗剤「Rinenna(リネンナ)」は、つけ置き洗いで驚くほど汚れが落ちると、好評を得ている。 Rinenna公式ページにて洗濯コラムを執筆。家電メーカーなどのウェブサイトに監修記事を多数掲載中。 自身が開発したRinenna#2は『「リンネル」暮らしの道具大賞2021 洗濯部門賞』を受賞。 …続きを読む

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として、毎日の洗濯に向き合っています。

先日、grape編集部からこんな相談がありました。

「突然のゲリラ豪雨で服がびしょ濡れになりました。雨水だから乾かせば大丈夫ですよね?」

傘がなくてびしょ濡れに…。帰宅後、そのままハンガーにかけて乾かしていませんか。

「雨だし、乾けば大丈夫でしょ」と思いがちですが、実はこれ、NGなんです。

雨水は意外と汚い

「雨で濡れただけでしょ?」と思いがちですが、実は違います。

考えてみてください。雨水って、飲まないですよね。それは、空気中のチリやホコリ、排気ガスなどが含まれていて、きれいな水ではないからです。

その雨水を、服が吸い込んでいる状態。そのまま乾かしても、汚れは繊維に残ったままです。

『着てから洗えばいい』が通用しない理由

『浴室で乾燥中の洗濯物』の写真

※写真はイメージ

「どうせ着たら洗濯するし、雨の汚れくらい大丈夫でしょ」と思うかもしれません。

しかし問題は、今すぐ洗い直さないと、生乾き臭が発生する可能性が高いということなんです。

脱水後の服は水分がしっかり絞られていますが、雨に打たれた服は水をたっぷり含んだまま。酷い時は、脱水する前と同じくらいびしょびしょという状態です。

その状態で何時間も放置すると、雑菌が繁殖して生乾き臭が発生します。

だから、濡れたら早めに洗い直すことが大切なんです。

状況別の対処法

ここからは、3つの状況別の対処法をお伝えします。

少し濡れた程度の場合

小雨に少し濡れた程度なら、帰宅後に風通しのよい場所で早めに乾かせば大丈夫です。エアコンやサーキュレーターの風を当てて、乾燥時間を短くしましょう。

びしょ濡れになった場合

ゲリラ豪雨でびしょ濡れになった場合は、残念ですが洗い直しをしましょう。雨水の汚れが繊維に付着しているので、洗剤を使って洗います。

帰宅まで時間が空いた場合

濡れた状態で何時間も過ごした場合は、雑菌が繁殖している可能性が高いです。必ず洗い直しを。酸素系漂白剤をプラスすると、ニオイ対策に効果的です。

洗い直しのポイント

洗い直しをする際は以下のポイントを押さえましょう。

・洗剤を使ってしっかり洗う(すすぎだけではNG)。

・すすぎは2回以上。

・ニオイが気になる場合は酸素系漂白剤をプラス。

・洗った後は早めに干す。

『洗濯機に洗剤を入れる』写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

ゲリラ豪雨で濡れた服は『乾かせば大丈夫』ではありません。

雨水の汚れと、濡れた状態が続くことによる雑菌の繁殖。この2つが重なると、生乾き臭が発生しやすくなります。

びしょ濡れになったら、迷わず洗い直し。これが一番の対策です。


[文・構成/平島利恵]

Googleで優先するメディアとして追加 grapeにチェックを入れて、おすすめ記事を読む!
バスマットの画像(撮影:grapeライフハック編集部)

毎日使うバスマット、週に何回くらい洗った方がいい? 「おすすめの洗濯頻度」をメーカーに聞いたあなたは、バスマットをどのくらいの頻度で洗濯していますか。 例えば筆者の場合、『1週間に1回程度』で交換し、使用していたものを洗濯するようにしています。 どのくらいの頻度を目安とすれば、清潔な状態を保てるのでしょうか。 ...

洗濯ネットに入れる衣類の量は『3分の2』 メーカーに衣類別の使い方も聞いてみた洗濯ネットは大きすぎてもNG?ダイヤ株式会社に聞いた、衣類に合った洗濯ネットの選び方を解説。サイズが合わないリスクや、シワ・型崩れを防ぐコツ、Tシャツやニットなど衣類別の適した形状・素材、正しい入れ方の目安を紹介します。

Share Post LINE はてな コメント

page
top