クッションに入った1mmのビーズ ゴミ収集時の『破裂』を防ぐ正しい捨て方【明石市に聞いた】
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撮影:grapeライフハック編集部

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クッションなどに使われるプラスチック粒子『マイクロビーズ』の、自治体が勧める適切な処分方法を紹介します。
実は、対策をせずに袋にそのまま入れて捨ててしまうと、収集の過程で袋や本体が破れ、中身が飛び散る恐れがあるのです。
細かい粒子が周囲に広がると、掃除が大変になるだけでなく、近隣に飛散してしまう可能性もあるといいます。
grapeライフハック編集部は、兵庫県明石市環境産業局に取材。飛散による具体的なリスクや、安全に捨てる手順などについて聞きました。
撮影:grapeライフハック編集部
『マイクロビーズ』入りのクッション 兵庫県明石市が勧める捨て方
一般的にマイクロビーズは、直径1mmほどの非常に小さな粒子。
クッションやソファ、抱き枕などに使われる機会が増えており、身近な素材の1つといえるでしょう。
やわらかな肌触りと身体にフィットする感覚が特徴で、多くの製品に採用されています。
普及が進む一方で、適切な処分方法はあまり知られていないのが現状のようです。
マイクロビーズ入り製品の捨て方 自治体が示す基本ルール
同市では45ℓのゴミ袋に入らないものは粗大ゴミとして扱われ、それ以外は可燃ゴミとしての処理が可能。
つまり、マイクロビーズ入りの製品であっても、規定サイズの袋に収まるものであれば、基本的には可燃ゴミとして出すことができます。
ただし、適切な対策をせずに出してしまうと、収集車に投入される際の衝撃で袋や本体が破れ、非常に細かいビーズが飛散するリスクがあるといいます。
ゴミの収集車からマイクロビーズが飛散する場面(提供:明石市)
こうしたトラブルを防ぐため、同市が推奨する手順は次の通りです。
1.ゴミ袋を2重にする。
2.ゴミ袋の中の空気を抜く。
3.「ビーズ注意」などと書いた貼り紙を、ゴミ袋の分かりやすい場所に貼る。
撮影:grapeライフハック編集部
袋を二重にすることで破れにくくなり、飛散のリスクを軽減できます。
また、貼り紙によって中身を事前に把握できるため、収集時に慎重に扱ってもらいやすくなるでしょう。
さらに袋内の空気を抜くことで、収集車に投入された際の圧力による破裂を防ぐ効果もあるといいます。
飛散を防ぐためにも、製品は解体せず、袋を二重にするなどの対策をしたうえで出すことが重要です。
なお、マイクロビーズ入り製品の処分方法は自治体によって異なるため、捨てる際には事前に確認してくださいね。
飛散すると回収が困難に 担当者が語る現場の実情
同市の担当者は、マイクロビーズの処理をめぐる現場の実情についても明かしてくれました。
近年、マイクロビーズ製品が増えている影響で、破裂による飛散トラブルも増えています。
一度飛び散ってしまうと、静電気で壁やアスファルトに張りつき、粒子が非常に小さいため完全に拾え切れない場合もあるのです。
皆さんの生活環境のためにも、ルールを守って出していただけると助かります。
※写真はイメージ
マイクロビーズ入り製品は身近なアイテムだからこそ、処分時の扱いまで意識することが大切でしょう。
捨てる前の一手間が、飛散トラブルの防止や周囲への配慮につながります。
収集現場の負担を減らし、身近な生活環境を守るためにも、ルールに沿った捨て方を心がけたいですね。
[文・構成・取材/grapeライフハック編集部]