エアコンつけても寝苦しい…の盲点! プロが明かす、梅雨の夜をぐっすり眠るためには
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- 協力
- 株式会社篠原化学






梅雨が近づくと、蒸し暑さで夜の寝苦しさを感じることもありますよね。エアコンなしでは寝つきにくかったり、朝までぐっすり眠れなかったりする人もいるでしょう。
本記事では、寝装品の開発や販売を行い、老舗寝具メーカーとして知られる株式会社篠原化学の『上級睡眠健康指導士』である加賀照虎さんに、梅雨でも快適に眠るための室温や湿度の整え方と寝苦しさを和らげるコツを聞いてみました。
睡眠に適した温度や湿度
室温や湿度が高いと身体の深部体温が下がりにくくなり、睡眠の効率や質が低下しやすいといわれています。
そのため、夏場の寝室は『室温26℃前後』『湿度50%前後』を目安に、快適に眠れる環境に整えることが大切です。
特に、梅雨は湿度が高く蒸し暑さを感じやすいため、エアコンの除湿機能を活用するとよいでしょう。
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体感には個人差があるため、寒がりの人は温度を少し高めに設定するなど、無理のない範囲で調整してみてくださいね。
梅雨の寝苦しさを和らげる方法
梅雨の寝苦しさを和らげ、快適に眠るためのポイントをまとめました。
1.寝室に『温湿度計』を置く
温湿度計を置くと寝室環境を客観的に把握できます。温度や湿度の変化が分かりやすくなるため、エアコンの設定も調整しやすくなりますよ。
2.エアコンの使い方を意識する
エアコンの風が直接顔に当たり続けるとノドが乾燥するので、風向きに注意しましょう。壁や室内に熱がこもっている場合は、壁に向けて冷風を当てると効率よく室温を下げやすくなります。
また、温度だけにこだわらないで除湿機能で湿度を下げれば、設定温度を高めにしても快適に過ごしやすくなるでしょう。
ただし、夜間熱中症のリスクもあるため、暑さを我慢しすぎず、適切にエアコンを使うことが大切です。
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3.就寝直前の入浴を避ける
就寝直前に入浴すると、体温が上がっていて寝つきが悪くなる場合があります。就寝2~3時間前を目安に入浴すると、上がった体温が緩やかに下がっていき、入眠しやすくなりますよ。
ミント系の入浴剤など清涼感のあるアイテムを活用すると、風呂上がりの暑苦しさを軽減しやすいのでおすすめです。
寝具やパジャマのおすすめ素材
梅雨時期の寝具やパジャマは、蒸れの軽減のために『吸湿性』や『通気性』を重視して選ぶことが大切です。
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枕、マットレス
枕やマットレスは、TPE素材やファイバー素材など、通気性に優れたものを選びましょう。熱や湿気がこもりにくく、蒸れ感の軽減につながります。
敷きパッド、掛け布団
敷きパッドは吸湿性の高いシリカゲルや綿入りのもの、掛け布団やケットは麻や綿素材などを選ぶのがおすすめです。汗をかいてもさらっとした寝心地を保ちやすくなるでしょう。
接触冷感素材
肌が触れた際にひんやりと感じやすい『接触冷感素材』は、一時的な冷たさを感じやすいのが特徴です。触れた瞬間の冷たさを数値化した指標である『Q-max値』が0.4以上の商品は、冷感が比較的長続きしやすいとされています。
ただし、冷感だけでなく蒸れにくさも重要なポイントです。吸湿性に優れた中材を選ぶと、より快適な寝心地につながるでしょう。
パジャマ
パジャマには、綿、麻、レーヨン、シルクなどの素材が適しています。一方で、ポリエステル100%のリカバリー系パジャマは、蒸れやすく感じる場合があるためご注意ください。
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梅雨も快適な睡眠をとろう
梅雨は、室温だけでなく湿度にも気を配ることが大切です。温度は肌で感じやすいのに、湿度は気づかないうちに高くなっている場合もあるので、温湿度計を設置して寝室環境を確認することをおすすめします。
また、寝具をきちんと手入れしないと、湿気がたまり、カビやダニの発生につながりかねません。
寝苦しさを和らげるだけでなく、快適で清潔な睡眠環境を保つためにも、湿気対策を意識してみてくださいね。
[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]