すのこ、まばらに敷く?隙間なく敷き詰める? 収納スペースの湿気対策に有効なのは
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撮影:grapeライフハック編集部
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- 協力
- エステー株式会社






押し入れやクローゼットを開けた時、空気がこもっていると感じたことはないでしょうか。
収納スペースには湿気がたまりやすく、カビが発生しやすい環境です。
そこで本記事では除湿剤『ドライペット』シリーズを製造、販売しているエステー株式会社(以下、エステー)に、押し入れの正しい湿気対策について聞きました。
押し入れはなぜカビが発生しやすいの?
エステーによると、押し入れに限らず、換気が悪く湿気がたまりやすい場所はカビが発生しやすいそうです。
カビは『温度』『湿度』『栄養』の3つの条件が揃うと繁殖しやすくなります。
最適な温度は25℃前後ですが、5~35℃でも生育することに注意しましょう。
また、一般的なカビは湿度80%以上が発生の目安のため、湿度対策も欠かせません。
※写真はイメージ
さらに、皮脂汚れやほこり、食べこぼしなどの有機物はカビの栄養源になります。
カビが発生しやすい温度は、人が快適に過ごせる環境とほぼ同じです。
そのため、温度ではなく湿度や汚れの管理が、カビ対策のポイントとなります。
すのこは通気性を高めてくれる
エステーによると、すのこを敷くことで押し入れ内の空気が通りやすくなり、湿気がこもりにくくなるため、カビやダニの発生を抑えやすくなるそうです。
より効果を発揮させるには、次のように設置しましょう。
・扉に対して、すのこの裏側にある『下支え』と呼ばれる補強材が直角になるように置く。
・隙間なく敷き詰め、間引かない。
・床だけでなく、側面や奥の壁にも立てかける。
※写真はイメージ
ただし、すのこを敷けば十分というわけではありません。
換気ができる環境では日常的に扉を開けて風を通し、湿気が多い時期は除湿剤を併用すると、より効果的です。
除湿剤はスペースに合わせて選ぶ
除湿剤には、成分や形状にいくつか種類があります。設置場所に合わせて選びましょう。
・置き型(多くは塩化カルシウム系):除湿量が多く、押し入れやクローゼットなどの広いスペース向き。
・シートタイプ(多くはシリカゲル系):くり返し使えるタイプもある。収納ケースや靴の中向き。
湿気を含んだ空気は下にたまりやすいため、置き型の除湿剤は下段の収納物の邪魔にならないところに置いてください。
交換のタイミングは、製品に記載された使用方法や目安に従いましょう。
日常の掃除と収納の工夫も大切
湿気対策として、押し入れの中を定期的に掃除し、ほこりを取り除くことも大切です。
ほこりは湿気をため込みやすく、カビの発生につながる場合があるため、こまめな掃除を心がけましょう。
※写真はイメージ
すでにカビが生えてしまった場合は
パッキンや木材などにカビが発生していたら、カビの根が内部まで伸びていることがあります。
この場合は、カビ取り剤を吹きかけ、時間を置いてから拭き取るのが基本の対処法です。
なお、強くこすると小さな傷がつき、そこがかえってカビが発生しやすくなる場合もあります。
しっかりとカビ取り剤を浸透させてから、こすらずにやさしく拭き取るようにしましょう。
押し入れをカビから守るために
エステーによると、すのこなどで通気性を確保するだけでなく、除湿剤などを使って押し入れ内の湿度を下げて、カビの栄養源となるほこりや汚れをためないことが大切とのことです。
※写真はイメージ
毎日のちょっとした工夫を続けることが、押し入れのカビ対策につながります。
日頃から換気や掃除を心がけ、湿気が多い時期は除湿剤も上手に活用しましょう。
[文・取材/ブリジア 構成/grapeライフハック編集部]