傘店が教える『ドライヤー』NGの理由と 正しい乾かし方
公開: 更新:

※写真はイメージ
デジタル・コンテンツ・パブリッシング
株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング(dcp)は、幅広いコンテンツ制作を一貫して手がける編集プロダクション。
『マイナビウーマン』『くるまのニュース』など大手専門メディアでの執筆・編集協力実績を多数持っている。
ウェブメディア『grape』では、ライフハックやフードの疑問について、企業や専門家など「その道のプロ」に取材。トレンドを多角的に分析し、読者の「知りたい」に応えるコンテンツ制作を信条としている。

傘の捨て方は自治体によって違う?正しい捨て方や分解方法を解説!傘の分別方法が分からず、処分に悩んでいる人は必見。自治体のルールに沿った正しい捨て方や、分解の必要性について解説します。寄付やリサイクルといった、捨てる以外の選択肢もご紹介。記事を読めば、自分に合った手放し方が見つかるでしょう。

てるてる坊主の由来とは?作る時のポイントや、やってはいけないことも紹介!てるてる坊主の由来は、中国の伝説上の女性が基になっている説から日本の妖怪が基になっている説まで、さまざまな説が考えられているそうです。本記事では、てるてる坊主の由来や作る時にやってはいけないとされていることなどをご紹介します。






梅雨に入ると、外出時に傘が必要なシーンが増えるでしょう。
雨で濡れた傘をそのまま折り畳むと、水分が原因でカビが発生するなどの劣化につながります。
そのため、使った後は十分に乾かしてから収納することが推奨されていますが、室内だとなかなか乾かないですよね。
雨で濡れた傘をドライヤーで乾かすのは…
早く乾かすため、雨で濡れた傘を『ドライヤー』で乾かしてもいいのでしょうか。
1866年創業の老舗織物・傘工場、株式会社槙田商店(以下、槙田商店)協力のもと、傘の適切な乾かし方について紹介します。
まず、濡れた傘をドライヤーで乾かすことについては、下記のような説明がありました。
推奨はできません。
雨には汚れや不純物が含まれており、雨で濡れた傘をドライヤーで乾かすと、熱の当て方によってムラが生じたり、かえって汚れじみなどのトラブルになったりする可能性を否定できないためです。
雨に含まれる汚れが、より目立ってしまう可能性があるため、ドライヤーで乾かすのは基本的にNGのようです。
乾燥後に白っぽいシミが残ってしまうケースもあるとのことで、お気に入りの傘ほど注意が必要ですね。
とはいえ、雨に濡れた傘を放置すると臭いやカビ、傘骨のサビなどの原因になります。
特に折りたたみ傘は収納時に生地が重なりやすく、湿気がこもりやすい構造です。使ったその日のうちに乾かすのが理想的といえます。
ドライヤーを使わずに、なるべく早く乾かす方法はあるのでしょうか。槙田商店によると、以下のようなポイントがあるそうです。
・傘の水をしっかりと払う。
・通気性のよい日陰に置く。
・傘を広げた状態にする。
・傘の表面が上になるよう床に置く。
・タオルなどで水気を優しく拭き取る。
使用後は、できる限り水気を取り、傘を広げた状態で陰干しにするとよいそうです。
タオルで拭き取る際は、生地を傷めないよう、こすらずに押さえるようにするのがポイントです。
傘の表面を上にして置くのは、生地に水が溜まらないようにするためです。通気性のある場所に広げておけば、自然乾燥でも比較的早く乾きます。
しっかりと乾かしてから収納すれば、カビなどのリスクを減らせるでしょう。
※写真はイメージ
撥水機能を復活させる方法は?
雨で濡れた状態の傘をドライヤーで乾かすのはNGですが、実は乾いている傘にドライヤーを使うことで「傘の撥水機能を復活させられる可能性がある」といいます。
槙田商店によると、『フッ素の撥水加工』が施された傘の場合、以下のような方法で、ある程度撥水機能を回復させられるとのこと。
ドライヤーを生地から5cmほど離して、熱が行き渡るように、傘の表側にじっくり温風をかけていただくとよいと思います。
「何分間ドライヤーをかければOK」という試験データを出していないので、具体的な数値は申し上げられないのですが、特に折りたたみ線のある、三角形の中心ラインや、傘骨に沿った部分に、よく風を当てていただけるとベターです。
一方で、熱をかけすぎると、骨や生地の劣化につながってしまいますので、その点は注意が必要です。
撥水加工の種類によっては効果が出ない場合もあるため、まず使っている傘がフッ素撥水加工かどうかを確認してみるとよさそうです。
傘の種類や状態によって効果の有無や差はあるようですが、使っている傘があまり水を弾かなくなったと感じた際は、試してみるといいかもしれません。
お気に入りの傘を長く大切に使うためにも、使用後は適切な方法で素早く乾かすようにしましょう!
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]