電車の中で、スマホを見せてきた若い女性 画面を見て目を疑った
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- 出典
- @ozoekkk
相手の合意なく、身体に触れる痴漢行為はれっきとした犯罪です。
しかし被害者の多くが、恐怖心から声を出せず、その場から逃げることはもちろん、被害を訴えることもできずにいるといいます。
尾添椿(@ozoekkk)さんは、かつて痴漢被害に遭遇した際の経験から、「もし痴漢にあったらどうすればいいか」を漫画に描き、Twitterに投稿しました。
スマホの画面を見せてきた見知らぬ女性
込み合う電車の中で、見知らぬ女性からスマホの画面を見せられた、尾添さん。
震える手で差し出されたスマホ画面には、女性からの『SOS』がつづられていました。
痴漢にあっている自身の状況を知らせるとともに、助けをもとめるメッセージが打ち込まれたスマホの画面を見て、尾添さんはすぐさま行動に出ます。
一部始終を動画で撮影していたこともあり、被害者の女性も尾添さんもケガなく、痴漢の犯人を引き渡すことができました。
痴漢被害に遭遇した際、被害者や目撃者がすべきこととして伝えられたことは2つ。
『スマホを使って助けを求めること』と『助けを求められた側は、状況証拠を動画で撮影する』でした。
痴漢被害を目の当たりにし、「実際は怖くて声も出ないんだな…と、被害に遭った人の隣にいて思いました」と、被害者が置かれている状況を痛感したという、尾添さん。
だからこそ、声を出すことなく、被害を周囲に知らせる方法としてスマホを利用するのは有効な方法です。
そもそも痴漢という犯罪行為がなくなることが一番ですが、万が一にも遭遇してしまった際には、スマホを使い被害を知らせ、その場の状況を撮影することを思い出したいもの。
そして、犯人にはしかるべき裁きを受けてほしいものです。
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[文・構成/grape編集部]