我が子のスマホは大丈夫? 政府が勧める3つのフィルタリングとは
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- 出典
- 政府オンライン
今や、日常生活を送る上で欠かせないインターネット。
特にスマホは、連絡を取るためだけではなく、目的地を調べたり、ゲームをしたりなど、さまざまな場面で使われています。
生まれた時からスマホが身近にある世代では、幼い頃から1人で使うこともあるようです。
子供のスマホ、本当に安全?
便利な機能がたくさんある一方で、危険に巻き込まれる可能性もはらんでいる、スマホ。
実際、2024年12月現在、判断力が未熟な子供がトラブルや犯罪に巻き込まれたというニュースは数多く報道されています。
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スマホは、家族や友人だけではなく、SNSなどを通じて面識のない人ともつながることが可能。
家庭や学校で、ルールを決めたり、使い方を教えたりしていても、すべてのトラブルを未然に防ぐことは難しいでしょう。
そのため、子供のスマホには『フィルタリング』を付けることが勧められているのです。
フィルタリングの3つのポイント
フィルタリングとは、一定の基準に基づいて、インターネット上にある、子供に有害な情報を閲覧できなくするプログラムやサービスのことです。
スマホやタブレット端末などに対応した、さまざまなフィルタリングが無料で提供されているほか、高機能な有料のサービスもあります。
これらの機能は、スマホが普及する前の、フィーチャーフォン(通称:ガラケー)の時代からサービスとしてあったため、知っている人も多いでしょう。
しかし、スマホの場合、ガラケーよりもフィルタリングに留意しなければならないのです。
内閣府大臣官房政府広報室は、ウェブサイト『政府広報オンライン』で、スマホに必要な3つのフィルタリングについて、以下のように解説しています。
ガラケーの場合、携帯電話回線用のみで十分ですが、スマホの場合にはそれでは不十分であり、フィルタリングが有効に機能しないとのこと。
子供に限らず、スマホを持っている人は、自宅ではWi-Fi環境でインターネットを使っていたり、電話よりもアプリを通じたやり取りが主流になっていたりします。
そのため、携帯電話回線用のフィルタリングだけでは、子供が有害なサイトにアクセスすることを防げないのです。
我が子のスマホが、3つのフィルタリングを利用しているか分からないという場合は、契約している携帯会社に問い合わせて確認してみてください。
スマホのトラブルは、未然に防ごう
夏休みや冬休みなどの長期休暇の時は、子供がスマホにふれる時間が増え、そのぶん犯罪に巻き込まれる危険も上がります。
子供を危険から守るために、休暇よりも前にフィルタリングを見直してみましょう。
[文・構成/grape編集部]