「帰宅時の注意点は?」「知らない来訪者の対応は?」 防犯のプロ、セコムの回答がタメになる! By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング 公開:2023-04-21 更新:2023-04-21 防犯 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 近年、家の中に押し入り、金品を強奪するだけでなく、命まで奪うという凶悪な犯罪が多発しています。こうした万が一の事態を避けるためには、やはり防犯対策をしっかりと施すことが重要です。とはいえ、実際にどんなことをすればいいのか、どこに注意すればいいのかが分からないですよね。そこで、セキュリティのプロであるセコム株式会社(以下、セコム)に聞いた『自宅で簡単にできる防犯対策』をご紹介します。 家に侵入させないために注意することとは? セコムに「自宅で簡単にできる防犯対策」を聞いたところ、特に強盗対策で重要となるポイントとして、次の2つが挙げられるとのこと。 ・家に侵入させない。 ・ターゲットにさせない。 この2つのポイントを踏まえた防犯対策をセコムに聞き、『侵入を防ぐためにすべきこと』を以下にまとめました。 鍵をかける 基本的なことですが、防犯の基本は施錠、つまり鍵をかけることです。家にいる時はもちろん、ごみ捨てなどの数分でもドアや窓はしっかり施錠することが何より重要。警察庁によると、住宅侵入の手口は『無締り=鍵のかかっていない窓やドアからの侵入』が最も多く、施錠が大切であることが分かります。 ほかにも、ドアや窓に補助錠を取り付けて、錠を2つにするワンドアツーロックにすることも重要です。ただし、その場合は必ず2つとも施錠するようにしましょう。「面倒だから…」と1つしか施錠しないのはNGです! ※写真はイメージ 帰宅時に警戒する 帰宅中や帰ってきて玄関に入る際も周囲をよく確認しましょう。帰宅中は周囲を警戒し、不審な人物がいないか時々振り返る、玄関の鍵を出す前に周囲を見回し、誰もいないことを確認します。 また、自宅に入る際は素早く鍵を開けて家に入り、すぐに鍵を閉めることも大切なポイント。オートロックのマンションの場合、『共連れ』といって、住民がドアを開けた時に、不審者が住民を装って一緒に入ってしまうことがあります。こうした点にも注意してください。 来訪者には慎重に対応する 来訪者への対応も防犯対策で大事なポイントです。まずは、来訪者をカメラ付きインターホンやドアスコープで確かめること。うかつにドアを開けないようにしましょう。犯人は宅配業者や点検業者を装って訪問するケースがあるので、宅配便の送り元、点検業者の身分証などを確認するのも重要です。 ほかには、宅配便の受け取り時にドアを開けず、チェーンやドアガード越しに伝票のやりとりをしたり、荷物を玄関先に置いてもらう置き配や、宅配ボックスを活用したりして、直接受け取らないようにする方法もあります。 侵入を防ぐためには、上記の3つのポイントを意識しましょう。 個人情報の取り扱いに注意してターゲットにされることを防ぐ 次に、もう1つのポイントである、ターゲットにされないために注意することをご紹介します。 ※写真はイメージ 個人情報を流出させない 泥棒は情報収集をした上で犯行に及ぶといわれています。そのため、情報を与えないことが重要。例えば、身内を名乗る相手でも家にある現金の所在や金額を教えないなどです。また、電話やインターネットのアンケートで個人情報が集められる場合もあります。家族構成や自宅にある現金などの額は安易に答えないようにしましょう。 セコムによると、次のような点にも注意してほしいとのことでした。 『泥棒=空き巣』というイメージが強いのですが、強盗は金品だけでなく命にも危険が及びます。女性の場合は、性犯罪の被害に遭う可能性もあるので、基本的なことですがぜひ知っていただきたい対策です。 セコムに聞いた自宅で簡単にできる防犯対策をご紹介しました。補助錠やセキュリティ用品を使って防犯対策を強化するのも大切ですが、基本をおろそかにしては意味がありません。まずは基本となる部分をしっかりと守ることが防犯につながることを覚えておきましょう。 [文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部] ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 Share Post LINE はてな コメント
近年、家の中に押し入り、金品を強奪するだけでなく、命まで奪うという凶悪な犯罪が多発しています。こうした万が一の事態を避けるためには、やはり防犯対策をしっかりと施すことが重要です。
とはいえ、実際にどんなことをすればいいのか、どこに注意すればいいのかが分からないですよね。
そこで、セキュリティのプロであるセコム株式会社(以下、セコム)に聞いた『自宅で簡単にできる防犯対策』をご紹介します。
家に侵入させないために注意することとは?
セコムに「自宅で簡単にできる防犯対策」を聞いたところ、特に強盗対策で重要となるポイントとして、次の2つが挙げられるとのこと。
・家に侵入させない。
・ターゲットにさせない。
この2つのポイントを踏まえた防犯対策をセコムに聞き、『侵入を防ぐためにすべきこと』を以下にまとめました。
鍵をかける
基本的なことですが、防犯の基本は施錠、つまり鍵をかけることです。家にいる時はもちろん、ごみ捨てなどの数分でもドアや窓はしっかり施錠することが何より重要。
警察庁によると、住宅侵入の手口は『無締り=鍵のかかっていない窓やドアからの侵入』が最も多く、施錠が大切であることが分かります。
ほかにも、ドアや窓に補助錠を取り付けて、錠を2つにするワンドアツーロックにすることも重要です。
ただし、その場合は必ず2つとも施錠するようにしましょう。「面倒だから…」と1つしか施錠しないのはNGです!
※写真はイメージ
帰宅時に警戒する
帰宅中や帰ってきて玄関に入る際も周囲をよく確認しましょう。
帰宅中は周囲を警戒し、不審な人物がいないか時々振り返る、玄関の鍵を出す前に周囲を見回し、誰もいないことを確認します。
また、自宅に入る際は素早く鍵を開けて家に入り、すぐに鍵を閉めることも大切なポイント。
オートロックのマンションの場合、『共連れ』といって、住民がドアを開けた時に、不審者が住民を装って一緒に入ってしまうことがあります。こうした点にも注意してください。
来訪者には慎重に対応する
来訪者への対応も防犯対策で大事なポイントです。まずは、来訪者をカメラ付きインターホンやドアスコープで確かめること。うかつにドアを開けないようにしましょう。
犯人は宅配業者や点検業者を装って訪問するケースがあるので、宅配便の送り元、点検業者の身分証などを確認するのも重要です。
ほかには、宅配便の受け取り時にドアを開けず、チェーンやドアガード越しに伝票のやりとりをしたり、荷物を玄関先に置いてもらう置き配や、宅配ボックスを活用したりして、直接受け取らないようにする方法もあります。
侵入を防ぐためには、上記の3つのポイントを意識しましょう。
個人情報の取り扱いに注意してターゲットにされることを防ぐ
次に、もう1つのポイントである、ターゲットにされないために注意することをご紹介します。
※写真はイメージ
個人情報を流出させない
泥棒は情報収集をした上で犯行に及ぶといわれています。そのため、情報を与えないことが重要。
例えば、身内を名乗る相手でも家にある現金の所在や金額を教えないなどです。
また、電話やインターネットのアンケートで個人情報が集められる場合もあります。家族構成や自宅にある現金などの額は安易に答えないようにしましょう。
セコムによると、次のような点にも注意してほしいとのことでした。
『泥棒=空き巣』というイメージが強いのですが、強盗は金品だけでなく命にも危険が及びます。
女性の場合は、性犯罪の被害に遭う可能性もあるので、基本的なことですがぜひ知っていただきたい対策です。
セコムに聞いた自宅で簡単にできる防犯対策をご紹介しました。
補助錠やセキュリティ用品を使って防犯対策を強化するのも大切ですが、基本をおろそかにしては意味がありません。
まずは基本となる部分をしっかりと守ることが防犯につながることを覚えておきましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]