「この男、なんかオカシイ」 デート中に身の危険を感じたら? 女性を守る秘密の暗号
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

「なんとなく恥ずかしい」 女性が抱えるココロとカラダの悩みに専門医は…女性の多くが抱えているのに、他人にはちょっと話しづらい、心と身体の問題やリアルな悩みについて、さまざまなセッションが行われました。女性の健康推進の必要性と課題について考える、ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会主催のイベント『わたしたちのヘルシー 〜⼼とからだの話をはじめよう in Mar.2025』が、2025年3月7日15時より順次配信。
- 出典
- @iizzzzzi
女性に対して暴力を振るったり、暴力を振るうと脅して言うことに従わせる男性。
絶対に許すことができない犯罪行為ですが、それでもこういった婦女暴行事件は国内外を問わず、後を絶ちません。
そんな中、イギリスのリンカシャー郡にある団体「リンカシャー・レイプ・クライシス」のある試みが注目を集めています。
街ぐるみで女性を守るために
性的暴行の被害に遭った女性を支援するために設立された、この団体が行う「性犯罪の撲滅キャンペーン」。
例えば、出会ってすぐの男女がデートをしたとしましょう。2人はまだお互いのことをよく知りません。
ところが、デートが進むに従って、女性は不審に感じます。
「この男、なんかヤバい!」
しかし、男性に対して「もう帰る」などと直接伝えたら、何をされるか分かりません。
かと言って、近くにいる人に「助けて」と伝えても、その人が助けてくれるとは限りません。また、それを聞いた男性が、逆上する可能性もあります。
こういったリスクを回避するために、「リンカシャー・レイプ・クライシス」が導入したのが秘密の暗号=SOSの合図です。
実際、リンカシャー郡にある飲食店などの女性トイレなど、「女性しか見ることができない場所」には、こういったポスターを貼られています。
出典:@iizzzzzi
男性には分からない「アンジェラを呼んで」という言葉を、スタッフに告げることで、自らが窮地に陥っていることを伝えられるのです。
このアイディアは、SNSで大きな称賛を集めています。
男性に察知されないように一定期間が経つと変更されるとのこと。
日本でも、ぜひ導入すべき素晴らしいアイディアですね!