駅に到着後、着物の帯が解けた女性 すかさず直してくれたのは… 「素敵」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- @Yutahaan
日本在来の伝統衣服である、着物。
日本人に合わせて作られているため体型に合いやすく、直線的でシンプルな形のため、季節感のあるさまざまな柄を楽しむことができます。
しかし、着物は帯揚げや帯締めなどあらゆるアイテムを使うとあり、着るまでに時間がかかるほか、着崩れする可能性も。
着用が簡単な普段着と比べると、ハードルが高く、着ること自体に時間と勇気が必要だと感じる人もいるでしょう。
駅で帯が解けてしまい…?
ユタ(@Yutahaan)さんがTwitterに投稿したエピソードをご紹介します。
ある日、着物で出かけていた投稿者さん。駅に到着したタイミングで、帯の後ろが解けてしまいました。
後ろが解けたとあり、鏡がそばにない環境で自分で直すのは難しいもの。
すると、近くにいたおばあさんが「あらあら」と、すぐさま帯を直してくれたのです。
その際、おばあさんは投稿者さんに対し、次のように声をかけてくれたといいます。
「お着物はそれでいいのよ。たくさん着て、時々恥もかいて上手になっていくの。最初から何もかも完璧にできたら、あなた、大変なことよ?」
着物を直しながら、投稿者さんを励ました、おばあさん。
「着物は時々恥をかくことで着るのが上手になる」と、投稿者さんを勇気付けてくれたのです。
おばあさんの優しい言動に、投稿者さんも心を動かされた様子。
「こんな素敵な人がそばにいることは、着物を着ていなかったら分からなかった」といい、自宅でも繰り返し着る練習をすることを決意したといいます。
投稿者さんとおばあさんのやり取りに、感動の声が相次いで寄せられました。
・素敵な人。未熟な自分も楽しみたいと思わされました。
・なんて素敵な言葉。いいお出かけになりましたね。
・私も知らない人に帯を直してもらったことあります。優しい世界だ~!
やる前から諦めてしまっては、何事も前に進みません。
おばあさんの言葉は、投稿者さんのエピソードを通じて、失敗や周りの目を恐れてチャレンジができない人たちの背中を、そっと押してくれました。
[文・構成/grape編集部]