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日本人「同じことが出来るのか?」 W杯コロンビア人ファンの行動が胸を打つ

By - grape編集部  公開:  更新:

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ワールドカップ試合終了後、観客席のゴミ拾いを行う姿が話題を呼んでいる、日本人サポーター。

試合の勝敗に関係なく、スタジアムのゴミ拾いを率先して行う日本人の姿は、他国のサポーターにも影響を与え始めています。

日本現地時間2018年6月19日に行われたコロンビアと日本の試合をロシア現地で観戦した、ちょんまげ隊長ツンさん(@tsunsan)さんは、コロンビア人サポーターの行動に感銘を受けたといいます。

なんと、日本人のゴミ袋を手に取り、一緒になってゴミ拾いを始めたというのです。

さらに、この日の試合に勝った日本人に「おめでとう」と声もかけてくれたといいます。

福島県南相馬市の子どもたちを『2018FIFAワールドカップ ロシア大会』に招待し、世界に被災地支援の感謝を伝えるプロジェクト『トモにロシアへ』を行っているツンさん。

この時もツンさんのそばには、ワールドカップに招待された南相馬市出身の3人の学生がいました。

彼らと共に写真を撮る人や、ライバルであるはずの日本人を称える人…そんなコロンビア人サポーターの姿を見たツンさんは「逆の結果で、僕らは同じことができるだろうか?サッカーの奥は深いね」と振り返ります。

コロンビア人サポーターだって、試合に負けてしまい悔しかったはずです。それでも、相手へのリスペクトを忘れない姿勢は多くの人の胸を打ちました。

また、ツンさんのツイートを知ったコロンビア人からも「ゴールより価値がある」との声が数多く寄せられていました。

サッカーを通じ、お互いにいい影響を与えあうのは素晴らしいこと。いつの日か、試合後にゴミを拾って「当たり前」ぐらいになるといいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@tsunsan

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