がんで余命宣告を受けた愛犬 玄関で寝る姿を見て、飼い主がとった行動は…
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
「命あるものは、いつか必ず終わりが来る」…そう思っていても、愛する家族の旅立ちは受け入れがたいものです。
祖父母や両親、パートナー、子どもだけでなく、ペットも大切な家族の一員であることに変わりはありません。
我が子同然のペットに『最期の時』が近付いて来た時、飼い主はどのようにして受け入れるべきなのでしょうか。
『寝袋と除夜の鐘』
漫画の原作などを手がける泉福朗(@okaeri_eripiyo)さんは、元・保護犬の『カルちゃん』を飼っていました。
いつも元気で、散歩が大好きだったカルちゃん。しかし、12歳になったカルちゃんは、がんで余命宣告を受けてしまいます。
『最期の時』が近付いてくるのを感じ、「少しの時間でも多く、カルちゃんと一緒にいたい」と思った泉さん。
カルちゃんがお気に入りの場所で寝る姿を見て、泉さんは玄関に寝袋を置いて、一緒に寝ることにしました。
「お別れの時まで、後悔のないよう一分一秒を大切にしたい」
そう思っていた泉さんは、愛するカルちゃんの最期を見届けました。
玄関で愛犬を抱きしめながら、泉さんは除夜の鐘の音を聴いた大晦日。思い出は色あせることなく、泉さんの心の中に残っています。
大好きな飼い主さんと一緒に過ごした日々は、カルちゃんにとって幸せなものであったことでしょう。
ペットとの限りある時間を大切に、後悔のないようたくさんの思い出を作っていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]