不審者に遭遇した『女性ソロキャンパー』に批判の声 「自業自得だ」「被害者を責めるな」と議論 By - grape編集部 公開:2023-06-15 更新:2023-06-15 キャンプ犯罪 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 他者のペースを気にすることなく、1人で自由気ままにひと時を過ごす、『おひとり様』での行動が好きな人は少なくありません。 そんな『おひとり様』の娯楽として、近年、注目を集めているのが1人でのキャンプ(通称:ソロキャン)。 日常の喧騒から離れ、自然に囲まれながら1人でキャンプをする『ソロキャン』は、静かな場所で心穏やかな時間を満喫できると評判です。 ※写真はイメージ 女性キャラクターがキャンプを楽しむ漫画『ゆるキャン△』が、アニメ化やドラマ化を果たしたこともあり、ブームを巻き起こした『ソロキャン』。 しかし、「静かな場所に行って1人で楽しむ」という内容ゆえに、さまざまな問題も勃発しているようです。 女性の『ソロキャンパー』に、しつこく声をかける迷惑行為が勃発 2023年6月、SNSに1本の動画が投稿され、その内容が議論を巻き起こしています。 映っていたのは、夜道を歩く女性のソロキャンパーに、しつこく声をかける男性の姿。連絡先の交換を執拗に迫る男性に対し、投稿者の女性は「怖いのでやめてください」「警察を呼びますよ」と何度も苦言を呈していました。 不幸中の幸いか、女性には直接的な危害が加わらなかったものの、1人でのキャンプ中、夜道で見ず知らずの人に絡まれる恐怖は、多くの人が容易に想像できるでしょう。 動画はネット上で拡散され、男性に対して「相手の気持ちを考えない、最低な行為だ」といった批判の声が続出しました。 『女性のソロキャン』の安全性が議論に 男性の迷惑行為が批判される一方で、女性の『ソロキャン』に対して安全性を問題視する声も多数上がっています。 『ソロキャン』は、テントの中で一泊することも可能。その非日常感が魅力ですが、1人で安全性の低い場に泊まることになるため、犯罪に巻き込まれる可能性が高いといえるでしょう。 もちろん、男性の『ソロキャン』も危険なのは同じ。しかし、女性は男性よりも筋力で劣る上に、性犯罪のターゲットにされる危険も高いため、女性の『ソロキャン』は、よりリスクがあるといえます。 今回の件に限らず、ネットで「1人で趣味を楽しんでいたら、見知らぬ男性につきまとわれた」という被害報告はたびたび目にするもの。 女性の『ソロキャン』という趣味に対し、さまざまな意見が上がっています。 ・男性でも危険なのに、女性の『ソロキャン』は危険すぎる。さすがに平和ボケをしすぎなんじゃないか。 ・確かに危険と隣り合わせの趣味だけど、それで被害者側が趣味を制限されるのはおかしい。悪いのは加害者なのに、被害者を責めるな。 ・被害者側を「自業自得だ」って批判するのは間違っているだろ。というか、こんなのは男の自分でもめちゃくちゃ怖いわ。 いうまでもなく、悪いのは迷惑行為をはたらく加害者であり、被害側に責任はありません。 しかし、世間が加害者に「迷惑行為はやめて」と呼びかけたところで、聞き入れてもらえないのが現実。そうなると、被害に遭う可能性を減らすために、周囲の人が自衛をしなくてはなりません。 一番簡単な解決策は、女性が『ソロキャン』をあきらめること。とはいえ、根本的な解決にはならない上に、性別を理由に趣味を制限されるのは、理不尽極まりないといえるでしょう。 少しでも被害を減らすには、1人でも多くの人が注意を呼びかけ、どういった行為が迷惑にあたるのかを意識すること、そして、各自ができる限りの自衛をすることが重要ではないでしょうか。 ソロキャンパーからは、「こういう迷惑行為のせいで、『ソロキャン』を楽しむ人が減ってしまうのは悲しい」という声も上がっています。 「他人の嫌がることはしない」「迷惑行為や犯罪行為を許さない」というのは、社会全体でいえること。一人ひとりが、快適に趣味を楽しむことができる日本社会であってほしいものです。 [文・構成/grape編集部] ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 Share Post LINE はてな コメント
他者のペースを気にすることなく、1人で自由気ままにひと時を過ごす、『おひとり様』での行動が好きな人は少なくありません。
そんな『おひとり様』の娯楽として、近年、注目を集めているのが1人でのキャンプ(通称:ソロキャン)。
日常の喧騒から離れ、自然に囲まれながら1人でキャンプをする『ソロキャン』は、静かな場所で心穏やかな時間を満喫できると評判です。
※写真はイメージ
女性キャラクターがキャンプを楽しむ漫画『ゆるキャン△』が、アニメ化やドラマ化を果たしたこともあり、ブームを巻き起こした『ソロキャン』。
しかし、「静かな場所に行って1人で楽しむ」という内容ゆえに、さまざまな問題も勃発しているようです。
女性の『ソロキャンパー』に、しつこく声をかける迷惑行為が勃発
2023年6月、SNSに1本の動画が投稿され、その内容が議論を巻き起こしています。
映っていたのは、夜道を歩く女性のソロキャンパーに、しつこく声をかける男性の姿。連絡先の交換を執拗に迫る男性に対し、投稿者の女性は「怖いのでやめてください」「警察を呼びますよ」と何度も苦言を呈していました。
不幸中の幸いか、女性には直接的な危害が加わらなかったものの、1人でのキャンプ中、夜道で見ず知らずの人に絡まれる恐怖は、多くの人が容易に想像できるでしょう。
動画はネット上で拡散され、男性に対して「相手の気持ちを考えない、最低な行為だ」といった批判の声が続出しました。
『女性のソロキャン』の安全性が議論に
男性の迷惑行為が批判される一方で、女性の『ソロキャン』に対して安全性を問題視する声も多数上がっています。
『ソロキャン』は、テントの中で一泊することも可能。その非日常感が魅力ですが、1人で安全性の低い場に泊まることになるため、犯罪に巻き込まれる可能性が高いといえるでしょう。
もちろん、男性の『ソロキャン』も危険なのは同じ。しかし、女性は男性よりも筋力で劣る上に、性犯罪のターゲットにされる危険も高いため、女性の『ソロキャン』は、よりリスクがあるといえます。
今回の件に限らず、ネットで「1人で趣味を楽しんでいたら、見知らぬ男性につきまとわれた」という被害報告はたびたび目にするもの。
女性の『ソロキャン』という趣味に対し、さまざまな意見が上がっています。
・男性でも危険なのに、女性の『ソロキャン』は危険すぎる。さすがに平和ボケをしすぎなんじゃないか。
・確かに危険と隣り合わせの趣味だけど、それで被害者側が趣味を制限されるのはおかしい。悪いのは加害者なのに、被害者を責めるな。
・被害者側を「自業自得だ」って批判するのは間違っているだろ。というか、こんなのは男の自分でもめちゃくちゃ怖いわ。
いうまでもなく、悪いのは迷惑行為をはたらく加害者であり、被害側に責任はありません。
しかし、世間が加害者に「迷惑行為はやめて」と呼びかけたところで、聞き入れてもらえないのが現実。そうなると、被害に遭う可能性を減らすために、周囲の人が自衛をしなくてはなりません。
一番簡単な解決策は、女性が『ソロキャン』をあきらめること。とはいえ、根本的な解決にはならない上に、性別を理由に趣味を制限されるのは、理不尽極まりないといえるでしょう。
少しでも被害を減らすには、1人でも多くの人が注意を呼びかけ、どういった行為が迷惑にあたるのかを意識すること、そして、各自ができる限りの自衛をすることが重要ではないでしょうか。
ソロキャンパーからは、「こういう迷惑行為のせいで、『ソロキャン』を楽しむ人が減ってしまうのは悲しい」という声も上がっています。
「他人の嫌がることはしない」「迷惑行為や犯罪行為を許さない」というのは、社会全体でいえること。一人ひとりが、快適に趣味を楽しむことができる日本社会であってほしいものです。
[文・構成/grape編集部]